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NBA

エリック・パスカルがルーキーイヤーの今季を回想。レブロンから浴びた“NBAの洗礼”、活躍の秘訣にも言及

秋山裕之

2020.06.22

ルーキーイヤーを終えたパスカル。予想以上の活躍を見せた今季のサプライズプレーヤーは、今何を思うのか。(C)Getty Images

ルーキーイヤーを終えたパスカル。予想以上の活躍を見せた今季のサプライズプレーヤーは、今何を思うのか。(C)Getty Images

 6月18日(日本時間19日、日付は以下同)、ゴールデンステイト・ウォリアーズの新人エリック・パスカルが、『Bleacher Report』のハワード・ベック記者とのポッドキャスト番組「The Full 48」に出演。ルーキーシーズンとなった今季を振り返った。

 パスカルはフォーダム大で1年を過ごしたのち、ビラノバ大へと編入。ジェイ・ライト・ヘッドコーチ(HC)の下で1年目はベンチウォーマーとして過ごし、2年目からローテーション入り、3年目の2017-18シーズンにはジェイレン・ブランソン(現ダラス・マーベリックス)やミケル・ブリッジズ(現フェニックス・サンズ)、ドンテ・ディヴィンチェンゾ(現ミルウォーキー・バックス)らとともにNCAAトーナメントを制し、最終学年となった昨季も主軸として活躍した。

 5年間のカレッジキャリアで平均29.6分、12.3点、5.1リバウンドをマークしたパスカルは、昨年のドラフト2巡目41位指名を受けウォリアーズに入団。当初はさほど期待されていなかったものの、ケガ人続出で苦しんだチームのなかで、平均27.6分、14.0点、4.6リバウンド、2.1アシスト、フィールドゴール(FG)成功率49.7%と、ルーキーとしては上々の成績を残している。
 
 周囲の期待を良い意味で裏切り、予想以上の活躍を披露したパスカル。その成功の秘訣として、様々な役割をこなしてきた5年間のカレッジキャリアを要因に挙げた。

「俺はルーキーだから、27分も出場してボールにたくさん触れられるなんて期待していなかった。ただコートに出てハードに、そして正しくプレーしようと心がけてきた。でも俺は自分の役割が増えていくにつれて、すでに十分に準備できていたんだなと感じたよ。(大学で)いろんなことをやってきたからね。俺は23歳で、フィジカル面でも対応できるから、チームを手助けできると感じていた」

 NBAのルーキーは、先輩たちの荷物持ちをしたり、飛行機で移動前にハンバーガーやサンドイッチを全員分購入するなどいくつか仕事があるのだが、コート上ではベテランやスター選手たちから“Welcome to the NBA”という洗礼を経験する。パスカルにその“洗礼”が訪れたのは、10月5日にホームのチェイス・センターで行なわれたロサンゼルス・レイカーズとのプレシーズン初戦だったという。
 

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