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NBA

14年ぶりのプレーオフ進出を狙うキングス。エースのフォックスも「全試合に勝利する」と気合十分

秋山裕之

2020.07.27

若手とベテランが上手く融合し、14年ぶりのプレーオフ進出を決めることができるか。(C)Getty Images

若手とベテランが上手く融合し、14年ぶりのプレーオフ進出を決めることができるか。(C)Getty Images

 7月30日(日本時間31日、日付は以下同)から、フロリダ州オーランドのウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートでスタートする今季の第二幕。参戦する22チームのなかで、最もプレーオフの舞台から遠ざかっているのがサクラメント・キングスだ。

 キングスは2007~19年まで、13シーズン連続でプレーオフ出場を逃している。中断前は28勝36敗でウエスタン・カンファレンス11位につけており、8位のメンフィス・グリズリーズ(32勝33敗)を3.5ゲーム差で追いかける状況だ。

 チームトップスコアラーのディアロン・フォックスは「どんな結末になろうと、皆が俺たちのことを脅威と見てなくとも、俺たちはコートに立ち、全試合に勝利してプレーオフ進出を決めるべくプレーする」と気合十分。だが、現状のキングスのロースターは万全とは程遠い状況にある。
 
 キャリア2年目のビッグマン、マービン・バグレー三世は19日のチーム練習で右足を負傷し、第二幕への出場を辞退。また、新型コロナウイルスの検査結果で4選手に陽性反応が出たことで、メンバーのコンディショニング調整に遅れが出ている。そのうちの1人のバディ・ヒールドはコートに戻ってスクリメージ(練習試合)でもプレーしているが、ジャバリ・パーカーはゲームシェイプを取り戻すまで数週間が必要で、アレックス・レンもチーム練習でフルメニューをこなす状態にはまだ達していない。

 そんななか、兄貴分的存在のハリソン・バーンズが24日にオーランド入りし、隔離を終えて26日にチームへ合流したことは朗報と言えるだろう。

「今日の練習は、明日の試合のためにコンタクトなしとした。だが彼(バーンズ)は3対3、4対4でもプレーしている。私には良い状態に見えたね。明日彼がどう感じるかを聞いてみないとわからないが、もし彼の状態が良いのであれば、ほんの少しになるだろうが、明日のゲームへ出場させるつもりだ」

 ルーク・ウォルトン・ヘッドコーチ(HC)はバーンズのコンディションについて合格点を与えており、27日のロサンゼルス・クリッパーズとのスクリメージ最終戦に出場させる意向のようだ。
 

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