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NBA

「ルイは成長し続ける」試練が続く八村を指揮官は大局的視点で評価。次戦はザイオンと初対決へ

秋山裕之

2020.08.06

シクサーズ戦で8得点に終わった八村。これで自身3戦連続1桁得点、チームも4連敗となった。(C)Getty Images

シクサーズ戦で8得点に終わった八村。これで自身3戦連続1桁得点、チームも4連敗となった。(C)Getty Images

 8月5日(日本時間6日、日付は以下同)、シーディングゲーム(順位決定戦)で3戦全敗中のワシントン・ウィザーズはフィラデルフィア・76ersとの一戦に臨み、98-107で敗れた。

 過去2試合はいずれも9得点に終わっている八村塁について、スコット・ブルックスHCは試合前に「(再開後は)うちのNo.1オプションとして相手にマークされている。そのうえ、チームが3ポイントを決めていないから、ペイントが密集している。ルイにはとにかく、引き続き諦めずにやってほしい。(チームとして)3ポイントをしっかり決めてスペースを作ってあげたい」と話していたが、長距離砲はこの日もチーム全体で33.3%(7/21)と不発に終わった。

 それでもウィザーズは第3クォーター途中に5点のリードを奪い、再逆転を許した第4クォーター終盤には八村のシーディングゲーム初となる3ポイントが決まって、4点差まで詰め寄る奮戦を見せた。
 
「(今シーズン)何回か戦っていたので、どういう相手かっていうのも分かってました。チームとしてディフェンスも最初から良かったんですけど、最後は力の差でやられた感じがしました」

 試合後に八村が振り返ったように、この日のウィザーズはオフェンスが振るわなかった代わりに守備で奮闘した。しかし最後はオールスタービッグマンのジョエル・エンビードが勝負所で次々とジャンパーやダンクをねじ込み、ゲームを支配。いずれもゲームハイとなる30得点、11リバウンドに加えて3アシスト、3スティール、2ブロックと大車輪の活躍を見せて勝利を手繰り寄せた。

 シクサーズはエンビードのほか、トバイアス・ハリスが17得点、ジョシュ・リチャードソンが15得点、シェイク・ミルトンが14得点をマーク。第3クォーター途中にベン・シモンズが左ヒザに違和感を訴えて途中退場(MRI検査の結果、異状なしと診断)したものの、再開後の戦績を2勝1敗、今季通算41勝27敗とした。

 一方、再開後いまだ勝ち星なしの4連敗(通算24勝44敗)となったウィザーズは、トーマス・ブライアントが19得点、10リバウンド、4ブロック、ジェローム・ロビンソンが19得点、トロイ・ブラウンJr.が17得点、8リバウンド、4アシスト、イシュ・スミスが12得点、5リバウンド、6アシストで試合を終えた。
 

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