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NBA

リラードが今季3度目の60点超え。ブレイザーズがマーベリックスを撃破しウエスト8位に浮上!

ダンクシュート編集部

2020.08.12

リラードは今季3度目の60得点超えとなる61得点を奪取。エースの大活躍でマーベリックスを撃破したブレイザーズがウエスト8位に浮上した。(C)Getty Images

リラードは今季3度目の60得点超えとなる61得点を奪取。エースの大活躍でマーベリックスを撃破したブレイザーズがウエスト8位に浮上した。(C)Getty Images

 8月11日(日本時間12日)、シーディングゲーム(順位決定戦)でウエスタン・カンファレンス9位のポートランド・トレイルブレイザーズと7位のダラス・マーベリックスが対戦した。

 同点が10回、リードチェンジが14回と大接戦となった一戦。マーベリックスは2枚看板のルカ・ドンチッチが25得点、8リバウンド、10アシスト、クリスタプス・ポルジンギスが36得点をあげたが、最も輝きを放ったのはブレイザーズの大黒柱デイミアン・リラードだった。

 この試合までリーグ5位の平均29.3点を記録していたスコアラーは、その平均を大きく上回るキャリアハイタイの61得点と大暴れ。エースの超絶パフォーマンスによりチームは134-131でマーベリックスを撃破した。

 リラードはこの試合、すべてのクォーターで2桁得点を荒稼ぎ。ブレイザーズは第4クォーター残り8分で6点のビハインドを背負っていたが、そこからリラードのお家芸である“デイム・タイム”が開演。ゾーンに入ったエースはフリースローや3ポイントなど8分間で22得点の集中砲火で、チームを逆転勝利に導いた。
 
 今季リラードが60得点超えをマークしたのはこれで3度目(11月8日のブルックリン・ネッツ戦で60得点、1月20日のゴールデンステイト・ウォリアーズ戦で61得点)。1シーズンで3度の60得点超えは、伝説の巨人ウィルト・チェンバレンが1962-63シーズンに達成して以来で、史上2人目の快挙となった。

 ブレイザーズはリラードの相棒CJ・マッカラムがフィールドゴール14本中2本しか決められず8得点に終わったものの、カーメロ・アンソニーが26得点、8リバウンド、ザック・コリンズと控えのゲイリー・トレントJr.が11得点と奮闘。

 この勝利でブレイザーズはシーディングゲーム成績を5勝2敗に。さらにこの日、メンフィス・グリズリーズがボストン・セルティックスに敗れたため、逆転でウエスト8位に浮上した。
 
 なお、カンファレンス8位の座を争うプレーイン・トーナメント出場の可能性があるのはブレイザーズ、グリズリーズ、フェニックス・サンズ、サンアントニオ・スパーズの4チーム(※イーストは未開催)。各チームの現在の勝敗と、最終戦の相手は以下の通りとなっている。

8位:ブレイザーズ 34勝39敗(.466)vsネッツ 35勝36敗(.493)イースト7位
9位:グリズリーズ 33勝39敗(.458)vsバックス 56勝16敗(.778)イースト1位
10位:サンズ 33勝39敗(.458)vsマーベリックス 43勝31敗(.581)ウエスト7位
11位:スパーズ 32勝38敗(.457)vsジャズ 43勝28敗(.606)ウエスト6位

構成●ダンクシュート編集部

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