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NBA

元クリッパーズのゴータットがヨキッチのプレースタイルを痛烈批判!「彼はNBA史上最大のフロッパー」

秋山裕之

2020.09.09

プレーオフでも安定した活躍を見せているヨキッチ(左)。第3戦ではマッチアップ相手のズバッツ(右)をファウルアウトに追い込んだが…。(C)Getty Images

プレーオフでも安定した活躍を見せているヨキッチ(左)。第3戦ではマッチアップ相手のズバッツ(右)をファウルアウトに追い込んだが…。(C)Getty Images

 カンファレンス・セミファイナルを戦うウエスタン・カンファレンス2位のロサンゼルス・クリッパーズと3位のデンバー・ナゲッツは、第3戦を終えてクリッパーズの2勝1敗。9月7日(日本時間8日、日付は以下同)に行なわれた第3戦では同点15度、リードチェンジ12度という接戦の末、クリッパーズが113-107で勝利した。

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 このシリーズ、クリッパーズはチーム全体でフィールドゴール50.6%(125/247)とオフェンスが好調で、ポール・ジョージが平均24.3点、カワイ・レナードが21.7点を記録しているほか、3選手が平均2桁得点をマークしている。

 一方のナゲッツは、オールスタービッグマンのニコラ・ヨキッチが平均24.3点、11.0リバウンド、5.0アシスト、1.0ブロック、フィールドゴール52.7%(29/55)、3ポイント46.7%(7/15)、フリースロー80.0%(8/10)と好調を維持。

 得点、リバウンド、アシストと3拍子揃った25歳は、213㎝・128㎏という恵まれた体格と豊富なスキル、しなやかな動きを駆使して安定したプレーを見せている。

 第3戦では今年のプレーオフ最多となる32得点に12リバウンド、8アシストをあげ、マッチアップ相手のイビツァ・ズバッツをファウルアウトへと追い込むなど、クリッパーズにとって厄介な選手となっている。
 
 すると第3戦終了後にクリッパーズの選手たちがヨキッチに対して"口撃"を開始。パトリック・ベバリーが「ヨキッチは(ルカ)ドンチッチのようなタイプだな。アイツは何度も腕を振り回したりして、大げさに振る舞う。そしてレフェリーに笛を吹いてもらおうとプレッシャーをかけるんだ。ズー(ズバッツ)はいい仕事をしていたと思う。6つのファウルを駆使して、必要とされることをこなしていた」とチームメイトを称賛した。

 さらにジョージも「彼(ヨキッチ)はいい選手。あのポジションでベストな選手の1人だ。でもズーは最高の仕事をしてくれたよ。俺たちはズーにこう言った。『お前がやるべきことは、タフなプレーへと仕向けること。彼がショットを決めたとしても、簡単には決めさせるな。そうすれば次第に疲れてくるはずだ。そして次のゲームになれば、お前のディフェンスがどれだけタフだったかを思い出すだろう』とね」と語り、ヨキッチへプレッシャーをかけた。

 ヨキッチについて、かつてクリッパーズなどでプレーしたマーチン・ゴータットが「彼はNBA史上最大のフロッパー(※ファウルを受けたように演技をすること)だ。身体はデカいくせに、しょっちゅうフロップしやがるんだ」と痛烈に批判。そして「結局のところ、彼は豊富なスキルが備わった選手なんだから、毎回フロップする必要なんてまったくない。でも(フロッピングは)起きてしまうんだ」と述べた。
 

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