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NBA

レイカーズが攻守でヒートを圧倒し10年ぶり17回目の栄冠!レブロンが4度目のファイナルMVPに

ダンクシュート編集部

2020.10.12

レブロン(左)は大一番でトリプルダブルを達成し、レイカーズを10年ぶりの優勝に導いた。(C)Getty Images

レブロン(左)は大一番でトリプルダブルを達成し、レイカーズを10年ぶりの優勝に導いた。(C)Getty Images

 10月11日(日本時間12日)、ロサンゼルス・レイカーズとマイアミ・ヒートのNBAファイナルの第6戦が行なわれた。

 レイカーズが3勝2敗とリードして迎えたこの試合、優勝に王手をかけているレイカーズはファイナルに入って初めて先発を変更。センターのドワイト・ハワードに代えてガードのアレックス・カルーソを起用した。一方のヒートはタイラー・ヒロ、ジミー・バトラー、ダンカン・ロビンソン、ジェイ・クラウダー、バム・アデバヨと過去2試合と同じメンバーだったものの、初戦で左足底筋膜を断裂したゴラン・ドラギッチが4試合ぶりに復帰を果たした。

 最初のオフェンスでレイカーズはアンソニー・デイビスが先取点を奪うと、その後もレブロン・ジェームズのダンクやレイアップで試合の主導権を握る。ヒートも第5戦大活躍のロビンソンの連続3ポイントやクラウダーのフリースローで食らいついていく。
 
 しかし、レイカーズは残り3分から11-4のランを仕掛けて28-20と8点差をつけて第1クォーターを終える。

 第2クォーター、ヒートはアデバヨのレイアップで先取点を奪ったものの、レイカーズはラジョン・ロンドのレイアップと3ポイントでリードを2桁に広げる。さらに勢いに乗るレイカーズはケンテイビアス・コールドウェル・ポープの3ポイントプレーやデイビスのダンクなどこのクォーターで36-16とヒートを圧倒。64-36と大量リードで前半を折り返した。
 
 何とか試合の流れを変えたいヒートだが疲労の影響か、後半に入ってもシュートが決まらず、ターンオーバーも目立ち、点差を縮めることができない。レイカーズは一時レブロンをベンチに下げるほど余裕があり、さらに引き続きロンドの活躍も光り、87-58と29点差で最後の12分間へ。

 運命の第4クォーター、ヒートはケリー・オリニクの3ポイントとアデバヨのアリウープで5点を連取。守備でもアデバヨがデイビスのショットをブロックし、その後フリースローとジャンパーも決めて反撃を仕掛ける。だがレイカーズもタイムアウト後にデイビスのティップショットやフリースローで流れを引き戻し、ディフェンスでも集中力を切らさず106ー93で試合終了。
 
 レイカーズが4勝2敗でヒートを撃破し、2010年以来10年ぶり、通算17度目の優勝を成し遂げた。 

 MVPはプレーオフ通算28回目のトリプルダブル(28得点、14リバウンド、10アシスト)を達成したレブロンが4度目の受賞。

 そのほかレイカーズはデイビスが19得点、15リバウンド ロンドが19得点、コールドウェル・ポープが17得点、ダニー・グリーンが11得点をマーク。 

 ヒートはアデバヨが25得点、10リバウンド、5アシストをあげたが、大黒柱のバトラーは12得点に終わった。

構成●ダンクシュート編集部

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