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NBA

ご意見番シャックがレイカーズの最強コンビに「レブロンとADは俺たちを追いかける必要はない」

ダンクシュート編集部

2020.12.18

相棒コビーとのコンビでレイカーズを3度の優勝に導いたシャックは「レブロンとADは俺たちを追いかける必要はない」と現チームの2大スターにメッセージを送った。(C)Getty Images

相棒コビーとのコンビでレイカーズを3度の優勝に導いたシャックは「レブロンとADは俺たちを追いかける必要はない」と現チームの2大スターにメッセージを送った。(C)Getty Images

 ロサンゼルス・レイカーズは昨季、新型コロナウイルスの影響で約4カ月の中断、バブル(隔離地域)での一か所集中開催という激動のシーズンを制し、2010年以来となる史上最多タイの17回目のリーグタイトルを手にした。フランチャイズOBで、現在は“ご意見番”として活躍する殿堂入り選手のシャキール・オニール(シャック)が、古巣について見解を述べている。

 レイカーズにとって、2019-20シーズンは特別な1年だった。2020年1月26日(日本時間27日)、2000~02年に3連覇を成し遂げるなど、フランチャイズのレジェンドであるコビー・ブライアントが不慮のヘリコプター墜落事故に遭い、41歳で命を落とした。弟分でもあったレブロン・ジェームズは、悲しみに暮れるなかでも「あなたのレガシー(遺産)を受け継いでいくことを約束する」と誓っていただけに、1回の優勝以上の意味を持つ結果となったのは言うまでもない。

 シャックも『ESPN』のインタビューで、かつての相棒に思いを馳せ、「2020年は様々なことがあったなかで、レイカーズが優勝したのは良い結末だった。コビーが生きていたら、間違いなく誇りに思っているだろう」と語っている。

 同じレイカーズ所属ということで、今オフに契約延長したレブロンとデイビスには、黄金期を築いたシャック&コビーの名デュオになることを期待する声が止まない。ただ、シャック自身は、「次のシャック&コビーは生まれないだろう」と断言する。もっとも、それは後輩たちの実力を認めていないわけではなく、“自分たちの道を歩め”というメッセージも込めているようだ。
 
「レブロンとAD(デイビス)は俺たちを追いかける必要はない。コビーと俺は、マジック(ジョンソン)とカリーム(アブドゥル・ジャバー)に追いつこうとは思わなかった。俺たちのレガシーが再現されることは決してない」

 一方で、シャックはデイビスについて、いわゆる“ビッグマン”ではないとの持論も展開している。

「パワーフォワードとビッグマンが同じカテゴリーにされるのは気に入らないね。(史上最高のパワーフォワードとも言われる)ティム・ダンカンに話してみるべきだ。パワーフォワードとビッグマンはまったく異なるものだからね。話はこれでおしまいだ」

 近年はポジションレスとなり、ジェームズ・ハーデン擁するヒューストン・ロケッツのようにスモールボールを追求するチームも少なくない。リーグ全体のスタイルの変化とともに、かつてのインサイドを支配したシャック、アキーム・オラジュワン、デビッド・ロビンソン、パトリック・ユーイングのような“本格派センター”は今や絶滅危惧種となっている。“怪物センター”として恐れられたシャックの中では、パワーフォワードと同じくくりにされることはプライドが許さないようだ。

「ただ、ADの幸運は祈っているよ。ハングリーで居続けることだ。2回、3回、4回と勝てるのに、1回で立ち止まっては意味がない」

 ポジションの概念は、あくまでバスケットボールにおける“一要素”でしかないが、シャックの言葉を受けて、デイビスのプレーに変化が起こるのかも新シーズンの見どころのひとつと言えるかもしれない。

構成●ダンクシュート編集部

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