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NBA

エンビードとヨキッチが今季最初の月間MVP!センターの同時受賞は14年ぶり|NBA12/1月〈DUNKSHOOT〉

ダンクシュート編集部

2021.02.04

月間MVPに選ばれたエンビード(左)とヨキッチ(右)。センターの同時受賞は14年ぶりだ。(C)Getty Images

月間MVPに選ばれたエンビード(左)とヨキッチ(右)。センターの同時受賞は14年ぶりだ。(C)Getty Images

 2月2日(日本時間3日、日付は以下同)、NBAが今季最初(12/1月)の月間最優秀選手を発表し、イースタン・カンファレンスからフィラデルフィア・76ersのジョエル・エンビード、ウエスタン・カンファレンスからデンバー・ナゲッツのニコラ・ヨキッチが選出された。

 期間中の16試合でリーグ4位の平均28.3点(フィールドゴール成功率54.4%、3ポイント成功率40.4%、フリースロー成功率84.0%)、11.1リバウンド、2.8アシストをマークしたエンビードは、2019年1月以来通算2回目の受賞。シクサーズの選手としては、アレン・アイバーソン(4回)、ジュリアス・アービング(3回)、チャールズ・バークレー(2回)、モーゼス・マローン(2回)に次ぐ5人目の複数回受賞者となった。

 エンビードはここまで2度の40点超えをマークするなど、平均得点で自己最高を更新中。12試合でダブルダブルを達成しているほか、3ポイントとフリースロー成功率はともに自己ベスト。フリースローの平均試投数(11.3)と成功数(9.5)はともにリーグトップという文句なしの活躍ぶりだ。チームも現在15勝6敗でイースト首位に立っており、エンビードの出場した試合では14勝2敗と圧倒的な強さを誇っている。
 
 ナゲッツを12勝8敗に導いたヨキッチは、キャリア6年目で初受賞。全20試合に出場し、平均26.8点(フィールドゴール成功率57.4%、3ポイント成功率38.4%、フリースロー成功率83.6%)、11.8リバウンド、8.6アシスト、1.75スティールと多彩な働きで、ナゲッツの選手としては2009年10/11月のカーメロ・アンソニー以来4人目の受賞となった。

 ヨキッチはここまで得点、リバウンド、アシスト、スティールの4部門でキャリアハイの数字を残しているほか、リーグ2位となる5回のトリプルダブルを記録(1位はルカ・ドンチッチの6回)。ダブルダブルは開幕から20試合連続で達成しており、1976-77シーズンのビル・ウォルトン(34試合連続)以来の最長記録を更新している。

 なお、東西のカンファレンスともにセンターが月間MVPに輝いたのは、オーランド・マジックのドワイト・ハワードとヒューストン・ロケッツのヤオ・ミンが選ばれた2006年11月以来14年ぶり。今後も両ビッグマンが好調を維持できるか注目だ。

 12/1月のその他の候補者は以下の通り。
●イースト:ヤニス・アデトクンボ(ミルウォーキー・バックス)、マルコム・ブログドン、ドマンタス・サボニス(ともにインディアナ・ペイサーズ)、ジェイレン・ブラウン(ボストン・セルティックス)、アンドレ・ドラモンド、コリン・セクストン(ともにクリーブランド・キャバリアーズ)、ケビン・デュラント(ブルックリン・ネッツ)、ジュリアス・ランドル(ニューヨーク・ニックス)

●ウエスト:デマー・デローザン(サンアントニオ・スパーズ)、ルカ・ドンチッチ(ダラス・マーベリックス)、ポール・ジョージ、カワイ・レナード(ともにロサンゼルス・クリッパーズ)、レブロン・ジェームズ(ロサンゼルス・レイカーズ)、デイミアン・リラード(ポートランド・トレイルブレイザーズ)、クリスチャン・ウッド(ヒューストン・ロケッツ)

構成●ダンクシュート編集部
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