専門5誌オリジナル情報満載のスポーツ総合サイト

  • サッカーダイジェスト
  • WORLD SOCCER DIGEST
  • スマッシュ
  • DUNK SHOT
  • Slugger
NBA

八村塁がダンク2本を含む14得点!ウィザーズがナゲッツの追撃を振り切り今季初の3連勝〈DUNKSHOOT〉

秋山裕之

2021.02.18

八村はナゲッツ戦で2本のダンクをお見舞いしたほか、4試合ぶりに3ポイントも決め、14得点をマークした。(C)Getty Images

八村はナゲッツ戦で2本のダンクをお見舞いしたほか、4試合ぶりに3ポイントも決め、14得点をマークした。(C)Getty Images

 2月17日(日本時間18日、日付は以下同)。2連勝中のワシントン・ウィザーズが、ホーム5連戦の最終日を迎えた。

 この日の対戦相手はデンバー・ナゲッツ。今季初の3連勝を狙うウィザーズは、3戦連続でラッセル・ウエストブルック、ブラッドリー・ビール、ギャリソン・マシューズ、八村塁、モリッツ・ヴァグナーがスターターに名を連ねた。

 試合開始からナゲッツはジャマール・マレーのドライブ、マイケル・ポーターJr.のダンクに加えて大黒柱のニコラ・ヨキッチがウィザーズへ襲い掛かる。とりわけ前日のボストン・セルティックス戦で43得点をあげたヨキッチは、この日も絶好調。ウィザーズのディフェンスを難なく突破し、開始約3分で早くも10得点を奪った。

 八村は主にベテランのジャマイケル・グリーンとマッチアップ。第1クォーター序盤にジャンパーをミスし、残り約7分にはカットしてリング下でショットを狙うもマレーのブロックを食らう。

 それでも、同クォーター中盤には左エルボーからフェイクで相手を跳ばせてロングジャンパー、残り4分20秒には右エルボーから4試合ぶりの3ポイントを沈めた。

 第2クォーターに入り、ウィザーズはダービス・ベルターンスの長距離砲などで追い上げ、第1クォーター終盤に背負った20点ビハインドから5点差まで巻き返す。
 
 前半残り5分29秒でコートに戻った八村は、ウエストブルックのスティールからボースハンドダンクを炸裂。さらにベルターンスの3ポイントも決まるなどウィザーズはこのクォーターだけで46得点を叩き出し、70-64と6点リードで試合を折り返した。

 八村は残り約1分に速攻からグリーンに左レイアップをブロックされるも、残り18.5秒にリング下でグリーンのファウルを誘発してフリースロー2本を成功。前半は14分22秒の出場で9得点、1リバウンド、1アシスト、1スティールをマークした。

 第3クォーターで八村はフィールドゴールこそ1本のみに終わったが、残り9分半にダブルクラッチ気味の左手レイアップを鮮やかに成功。また、中盤にはリング下でパスを受け取り、右コーナーにいたマシューズのオープンスリーをアシストした。

 7点リードで最終クォーターに臨んだウィザーズは、序盤に一気に1点差まで追い上げるが、この日絶好調のベルターンスが3ポイントとフリースロー3本、ウエストブルックがリング下で加点し、リードを9点へと広げる。

 八村は残り5分51秒にコートへ戻ると、残り約4分半にビールのスティールから走り込んで左手でダンク、さらにファウルで得たフリースローも決めて3ポイントプレーを完成させた。
 

RECOMMENDオススメ情報

MAGAZINE雑誌最新号