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NBA

NBA最高勝率、ジャズのキーマンにウェイドが「もしNBAに戻れるなら、俺はジョーダン・クラークソンになりたい」〈DUNKSHOOT〉

ダンクシュート編集部

2021.03.19

リーグ首位を走るジャズのシックスマン、クラークソン(右)に対して、ウェイド(左)は「大ファンだ」と語った。(C)Getty Images

リーグ首位を走るジャズのシックスマン、クラークソン(右)に対して、ウェイド(左)は「大ファンだ」と語った。(C)Getty Images

 現在、NBAの首位に立っているのは、ディフェンディングチャンピオンのロサンゼルス・レイカーズや昨季まで2年連続でリーグ最高勝率をマークしたミルウォーキー・バックスではない。はたまた、ケビン・デュラント、カイリー・アービング、ジェームズ・ハーデンの超強力ビッグ3を擁するブルックリン・ネッツでもない。トップをひた走るのは、それらスター軍団を抑え、29勝11敗の成績を残しているユタ・ジャズである。

 ドノバン・ミッチェルとルディ・ゴベアの2枚看板はもちろん、快進撃の原動力となっているのがスーパーサブの28歳、ジョーダン・クラークソンだ。2020-21シーズンのジャズを語るうえで、クラークソンの存在は欠かせない。ここまで全40試合に出場して、チーム2位の平均17.7点をマーク。ベンチプレーヤーとしてリーグトップの数字を誇っている。

 さらに、フリースロー成功率95.5%はリーグ1位。1試合の平均シュート試投数14.8本、3ポイント試投数8.6本はエースのミッチェルに次ぐチーム2位と積極的なプレーを見せており、最優秀シックスマンの最右翼と見られている。
 
 3月16日(日本時間17日)のボストン・セルティックス戦でも、第2クォーターに80秒間で3ポイントを3本連続で成功させるなど、20得点の活躍でチームの勝利に貢献した。

『TNT』のアナリストとして、元同僚のシャキール・オニールと番組に出演したドゥエイン・ウェイドは、「もしNBAに戻れるなら、俺はジョーダン・クラークソンになりたい」と語っている。

「ヒザも良い状態を保ちたいから、スーパースターにはなりたくない。クラークソンのようにベンチから出てきて、自分の好きな時にシュートを打つ。どんな許可も与えられ、飛ぶように着替えて、帰宅してゆっくり休むんだ」

 2019年に引退するまでNBAで16年間プレーしたウェイドは、歴代35位の2万3165得点をあげ、08-09シーズンには得点王(平均30.2点)を獲得。ファイナルMVP1回、オールスター選出13回、オールNBA選出8回と輝かしい実績を残し、背番号3はマイアミ・ヒートの永久欠番にもなっている。
 
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