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NBA

【名作シューズ列伝】リーボックの次代を担ったウォール。「WALL SEASON 2 : ZIGENCORE」はオールスター感満点の1足に

西塚克之

2021.03.23

ウォールはリーボックと2010年に5年契約を締結し、複数のシグネチャーをリリースした。(C)Getty Images

ウォールはリーボックと2010年に5年契約を締結し、複数のシグネチャーをリリースした。(C)Getty Images

 人に歴史あり。バスケにスーパースターあり。スーパースターにシグネチャーモデルあり。シグネチャーモデルにBOXあり!

 ジョン・ウォールはノースカロライナ州出身。幼少期は、母親がいくつもの仕事を掛け持ちするなど苦しい環境で育ちました。高校まではウォール自身も問題が絶えず、才能を発揮する状況にありませんでした。そんな彼に転機が訪れたのはWOGクリスチャン・アカデミーでのリーバイ・ベックウィズ監督との出会い。

 まずベックウィズがウォールに指導したのは、技術面ではなく態度。ミスをしたチームメイトを叱責するのをやめさせるという地道なものでした。しかし、そういった小さいことが少しずつ実を結び、高校2年の時に参加したリーボックのオールアメリカンキャンプで、後にNBA選手となるブランドン・ジェニングス率いるチーム相手に28得点をマークする活躍を見せました。

 最終学年時には平均19.7ポイント、9アシスト、8リバウンドの好成績を残し、高校生のオールスターであるナイキフープサミットに選出。同大会では13得点、11アシスト、5スティールをあげ、全米屈指のプレーヤーとして知られるようになったのです。
 
 大学は名門ケンタッキー大に進学。デビュー戦で27得点、9アシストと実力を見せつけ、レギュラーシーズンを35勝3敗と好成績を残す原動力になりました。

 2010年ドラフトでは全体1位でワシントン・ウィザーズに指名され、1年目から目覚ましいパフォーマンスを披露。2月のオールスターのルーキーチャレンジでMVP、シーズンでは平均16.4点、8.3アシスト、1.8スティールを叩き出し、新人王の投票ではブレイク・グリフィンに次ぐ2位に入り、オールルーキー1stチームに選出されました。

 今回紹介する、「WALL SEASON 2 : ZIGENCORE」は、彼がキャリア2年目にオールスターのライジングスターズ・チャレンジで着用したモデルです。



 まず目を引くのはド派手なデザイン。この年の開催地となったオーランドに本拠地を置くマジックのチームカラーである青と黒と銀をベースに、星マークとオールスターゲームを表す星マークが強烈に主張しています。



 また、イニシャルの「JW」を組み合わせたロゴマークは、アレン・アイバーソン以来で、シグネチャーシューズであることをアピール。そのほか、アッパーサイドにはオートグラフやシューズ名が記載されマニアの心を揺さぶります。
 
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