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NBA

【NBA】渡邊雄太が自己最多14得点!第1Qの3Pブザービーターにダンク2発…チームも前半最多記録を更新する大勝<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2021.04.11

キャバリアーズ戦に出場した渡邊。NBA3年目で自己最多を更新する14得点をマークした。(C)Getty Images

キャバリアーズ戦に出場した渡邊。NBA3年目で自己最多を更新する14得点をマークした。(C)Getty Images

 4月10日(日本時間11日)、トロント・ラプターズは敵地でクリーブランド・キャバリアーズと対戦し、135-115で勝利。7試合連続の出場を果たした渡邊雄太は23分間プレーしてキャリアハイの14得点(フィールドゴール6/7、3ポイント2/2)、5リバウンド、1アシスト、1スティールをマークした。

 ラプターズはこの日もカイル・ラウリーやフレッド・ヴァンブリート、パスカル・シアカムら複数の主力が欠場。しかし、今日に限ってはその影響を一切感じさせなかった。第1クォーターだけで47得点を叩き出すと、第2クォーターも攻撃の手を緩めず40得点を奪取。前半を終えて球団新記録となる87得点、フィールドゴール成功率71.1%(32/45)、3ポイントも65.0%(13/20)の高確率で決める大爆発を見せた。

 渡邊も新記録更新に一役買った。背番号18は第1クォーター残り4分15秒にコートに立つと、42.3秒に速攻からレイアップを成功。さらに同クォーター終盤に最大のハイライトが訪れる。ラプターズの最後の攻撃、残り数秒でパスを受けた渡邊は、ブザーが鳴るのと同時にクイックリリースで3ポイントを放つ。ボールは見事にネットを通過し、怒濤の12分間を締めくくった渡邊は味方と喜びを爆発させた。
 
 渡邊は第2クォーターにもリードを37点に広げる3ポイントを沈め、前半だけで8得点。迎えた後半も勢いは止まらない。第4クォーター開始1分に速攻から豪快なダンクを叩き込み今季3度目の2桁得点に乗せると、6分55秒にはピック&ロールから2本目のダンクを成功。さらに5分25秒には絶妙なカットインからレイアップを沈め、NBAでの自己最多を更新した。

 ラプターズは第3クォーターにキャブズの反撃に遭ったものの、前半の大量リードを守り切って快勝。3月にトレードで加入したゲイリー・トレントJr.が自己最多の44得点、マラカイ・フリンが20得点、11アシストでチームを牽引した。渡邊は控え選手では両軍最多の14得点。チーム全体でフィールドゴール成功率61.6%(53/86)、3ポイントは53.1%(17/32)と試合を通じて高い精度を誇った。

 連敗を2で止めたラプターズは21勝32敗でイースタン・カンファレンス11位。次戦は明日、敵地で8位のニューヨーク・ニックスと対戦する。

構成●ダンクシュート編集部

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