専門5誌オリジナル情報満載のスポーツ総合サイト

  • サッカーダイジェスト
  • WORLD SOCCER DIGEST
  • スマッシュ
  • DUNK SHOT
  • Slugger
NBA

NBA新記録を樹立したカリーが3年ぶりの月間MVP! ランドルは球団7年ぶりの受賞者に<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2021.05.05

4月の月間MVPに輝いたニックスのランドル(左)とウォリアーズのカリー(右)。(C)Getty Images

4月の月間MVPに輝いたニックスのランドル(左)とウォリアーズのカリー(右)。(C)Getty Images

 5月4日(日本時間5日、日付は以下同)、NBAが4月の月間最優秀選手を発表。イースタン・カンファレンスからニューヨーク・ニックスのジュリアス・ランドル、ウエスタン・カンファレンスからゴールデンステイト・ウォリアーズのステフィン・カリーが選出された。

 初の月間MVPに輝いたランドルは、4月の15試合で平均27.1点(フィールドゴール成功率44.0%、3ポイント成功率42.7%、フリースロー成功率85.8%)、9.0リバウンド、6.3アシストを記録。ニックスの選手としては2014年1月のカーメロ・アンソニー(現ポートランド・トレイルブレイザーズ)以来の受賞となった。

 キャリア7年目のランドルは今季初のオールスターに選ばれるなど、才能が大きく開花。特に4月は40点超え2回を含む7試合で30得点以上をマークしたほか、トリプルダブルも2回達成と八面六臂の活躍を披露した。

 26歳のエースに導かれ、ニックスは4月に9連勝を含むカンファレンス最高の月間11勝4敗(勝率73.3%)を記録。37勝28敗(同56.9%)でカンファレンス4位につけ、8年ぶりのプレーオフ出場へ前進している。
 
 一方、ウォリアーズのカリーは2018年1月以来となる通算8回目の受賞。チームは8勝8敗と勝率5割にとどまったものの、期間中の15試合でリーグトップの平均37.3点(フィールドゴール成功率51.8%、3ポイント成功率46.6%、フリースロー成功率90.8%)、6.1リバウンド、4.6アシストと圧倒的な成績を残した。

 代名詞の3ポイントはNBAの月間新記録となる96本を成功(試投206本)。さらに1か月間で平均35点かつ“50-40-90”(FG成功率50%以上、3ポイント成功率40%以上、FT成功率90%以上)を達成した史上初の選手となった。

 カリーはシーズンの得点ランキングでも平均31.5点でワシントン・ウィザーズのブラッドリー・ビール(30.9点)をかわして首位に浮上。33勝33敗(勝率50.0%)でカンファレンス8位のチームとともに、佳境を迎えている。

 4月のその他の候補者は以下の通り。
●イースト:ブラッドリー・ビール、ラッセル・ウエストブルック(ともにウィザーズ)、クリント・カペラ(アトランタ・ホークス)、ジョエル・エンビード(フィラデルフィア・76ers)、ダリアス・ガーランド(クリーブランド・キャバリアーズ)、ジェイソン・テイタム(ボストン・セルティックス)

●ウエスト:デビン・ブッカー、クリス・ポール(ともにフェニックス・サンズ)、ルカ・ドンチッチ(ダラス・マーベリックス)ポール・ジョージ(ロサンゼルス・クリッパーズ)、ニコラ・ヨキッチ(デンバー・ナゲッツ)

構成●ダンクシュート編集部
NEXT
PAGE

RECOMMENDオススメ情報

MAGAZINE雑誌最新号