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八村塁が13得点&6リバウンド、さらにウエストブルックが大偉業!チームも記録達成に華を添え、激戦を制しイースト9位に浮上<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2021.05.09

八村は13得点、6リバウンドをマーク。チームも大熱戦を制し、ウエストブルックの快挙達成に華を添えた。(C)Getty Images

八村は13得点、6リバウンドをマーク。チームも大熱戦を制し、ウエストブルックの快挙達成に華を添えた。(C)Getty Images

 5月8日(日本時間9日、日付は以下同)、ワシントン・ウィザーズは敵地バンカーズライフ・フィールドハウスに乗り込み、インディアナ・ペイサーズとの一戦に臨んだ。

 主力に故障者が続出しているペイサーズは、エドモンド・サムナー、キャリス・ルバート、ダグ・マクダーモット、オシェー・ブリセット、ドマンタス・サボニスの5人がスターターとして出場。対するウィザーズは体調不良でここ2試合を欠場していた八村塁が戦列に復帰。ラッセル・ウエストブルック、ハウル・ネト、ブラッドリー・ビール、八村、アレックス・レンの先発ラインナップでゲームに臨んだ。

 イースタン・カンファレンス9位のペイサーズ(31勝35敗/勝率47.0%)と10位のウィザーズ(31勝36敗/勝率46.3%)は、ゲーム差わずかに0.5。この試合で順位が入れ替わるかどうかが注目ポイントのひとつとなっていた。
 
 そしてもうひとつの注目ポイントが、ここまでキャリア通算180度のトリプルダブルを達成しているウエストブルックが、この試合でオスカー・ロバートソン(元シンシナティ・ロイヤルズ/現サクラメント・キングスほか)が持つNBA記録の181回に並ぶかという点。その“Mr.トリプルダブル”は、第1クォーターから9得点、4リバウンド、4アシストと順調に数字を伸ばすと、残り6分半には足を気にする仕草を見せて一旦ベンチに下がったものの、すぐさまコートに復帰。31-32で迎えた終了間際には、自ら逆転のプルアップジャンパーをねじ込んだ。

 第2クォーターもオールラウンドな活躍を披露したウエストブルックは、前半を終えて15得点、7リバウンド、7アシストをマーク。60-62で迎えた終了間際には第1クォーターラストのリプレーかのように、左コーナーから逆転の3ポイントをブザーとともに沈めてみせた。

 前半の八村は、第1クォーター残り10分半に力強いドライブからバスケットカウントを成功させ、チーム初得点をマーク。残り10分には右コーナーからの3ポイントをミスしたものの、直後のポゼッションではオールスタービッグマンのサボニスをブロック。その後も味方のアシストを受けて2本のゴール下をねじ込み、7得点(フィールドゴール3/6)、1リバウンド、1ブロックという内容だった。
 
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