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NBA

「俺はこのチームのファン」デュラントが恩師ドノバンのブルズを称賛!「鍵を握るのは…」<DUNKSHOOT>

秋山裕之

2021.05.12

デュラント(左)はブルズを「多くのタレントがいて、複数の選手が多才なことをこなせる」と評価した。(C)Getty Images

デュラント(左)はブルズを「多くのタレントがいて、複数の選手が多才なことをこなせる」と評価した。(C)Getty Images

 現地時間5月11日、シカゴ・ブルズはホームのユナイテッド・センターでブルックリン・ネッツに107-115で敗れ、連勝が3でストップした。

 ネッツはケビン・デュラントの21得点、8アシスト、3ブロックを筆頭に、計8選手が2桁得点を奪うバランスの取れた攻撃を展開。相手に一度もリードを許さない盤石の試合運びで、今季戦績をイースタン・カンファレンス2位の45勝24敗(勝率65.2%)とした。

 一方のブルズはザック・ラビーンがゲームハイの41得点、コビー・ホワイトが16得点、ニコラ・ヴュチェビッチが12得点、12リバウンド、6アシストを残すも勝利は遠かった。

 この敗戦で29勝40敗(勝率42.0%)となったブルズは、プレーイン・トーナメント参戦が絶望的に。10位のワシントン・ウィザーズ(32勝37敗/勝率46.4%)とは直接対決で2勝1敗と勝ち越しているものの、3試合を残して3ゲーム差のため、もし全勝してもウィザーズが3連敗しなければ、プレーオフ進出の可能性は絶たれる。
 
 ブルズは今季4年ぶりのプレーオフ進出を果たすべく、3月のトレード・デッドラインにオールスタービッグマンのヴュチェビッチに加え、ダニエル・タイス、トロイ・ブラウンJr.らをロースターに加える大型補強を断行。以後はペースを速めて戦ってきたが、チームが噛み合うまでに時間がかかり、白星先行とはいかなかった。

 ネッツのエースであるデュラントは「俺は本当にこのチームのファンなんだ」とコメント。オクラホマシティ・サンダー在籍時(2015-16シーズン)の指揮官であるビリー・ドノバン・ヘッドコーチ(HC)とモーリス・チークス、ジョシュア・ロングスタッフというコーチングスタッフが率いるブルズの将来性に期待を寄せていた。

「このチームがビリーとそのスタッフたちによくコーチングされていることは明らかだ。そのうち何人かは俺も知っている。彼らはユニットとして毎日やってきたんだ。その成果をフロアで見ることができている」

 ブルズは今季終了後、ラウリー・マルッカネンが制限付きフリーエージェント(FA)に、タイス、ギャレット・テンプル、デンゼル・バレンタインといった選手たちが完全FAになるが、デュラントはブルズのコアメンバーについてこう話す。
 
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