専門5誌オリジナル情報満載のスポーツ総合サイト

  • サッカーダイジェスト
  • WORLD SOCCER DIGEST
  • スマッシュ
  • DUNK SHOT
  • Slugger
NBA

レブロンに関するタンパリングでヒートのライリー球団社長に罰金約270万円…元“スリーキングス”の2人が反応<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2021.06.11

ヒートに黄金期をもたらしたライリー社長。今季は1回戦で敗れたが、さらなる補強を見据えているようだ。(C)Getty Images

ヒートに黄金期をもたらしたライリー社長。今季は1回戦で敗れたが、さらなる補強を見据えているようだ。(C)Getty Images

 マイアミ・ヒートの2020-21シーズンは、プレーオフ1回戦でミルウォーキー・バックスにスウィープ負け(4連敗)を喫し、あっけなく幕を閉じた。パット・ライリー球団社長は、かつて所属したレブロン・ジェームズ(現ロサンゼルス・レイカーズ)がヒートへの復帰を検討する場合は受け入れる旨の発言をして、リーグから罰金処分を食らったが、これに球団OBのドゥエイン・ウェイドとクリス・ボッシュが反応している。

 2010年、ヒートはレブロンとボッシュを獲得し、生え抜きエースのウェイドと合わせた“スリーキングス”を形成。初年度の2010-11シーズンから4年連続でNBAファイナルに進出し、12、13年には2連覇達成と黄金期を築いた。

 今季はヒート、レブロンのレイカーズともに、プレーオフ1回戦での敗退となったなか、ライリー球団社長はポッドキャスト『Le Batard & Friends』で、レブロンの将来的な復帰の可能性について言及した。
 
「もし彼が電話してきて、戻ってくると言うなら、私はドアマットの下に鍵を置いておく。ただ、その鍵は今、錆びているんだ。レブロンは史上最高のプレーヤーの1人だ。あの4年間を振り返ると、ファイナルに4回出場し、チャンピオンシップを2回獲得した。ヒートにとって最高の時間だった。彼の幸運を祈っている。もし戻ってきたいと思ったら、マットの下に新品の鍵を置いておくよ」

 この発言がタンパリング(所属チームとの契約下にある選手または被雇用者に対する不正交渉)に該当するとして、ライリー球団社長はNBAから罰金2万5000ドル(約274万円)を科されることになった。

『ESPN』の番組"The Jump"に出演したボッシュは、ライリー球団社長の一連の言動について問われ、自身の見解を述べている。

「チャンピオンシップを争える時期でなくなったら、ヒートは次の動きを考えることになる。彼は冗談半分だっただろうけど、おそらく少しは真剣に考えていたに違いない。ヒートはチャンピオンシップを争うことを望んでいる。彼は記憶をたどり、さまざまなシナリオを考えた。不幸にも、リーグにはタンパリングルールがある。でも、いずれその鍵とやらを私たちは目にすることになるかもしれない」
 
NEXT
PAGE

RECOMMENDオススメ情報

MAGAZINE雑誌最新号