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NBA

「俺のデカい足がラインを…」わずか数cm差で逆転弾を逃したデュラント。試合中はワンサイズ大きなシューズを履いていた事実も<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2021.06.21

その足の大きさに改めて注目が集まったデュラント。そして試合中のオフコート時よりもワンサイズ大きいシューズを履いていたという。(C)Getty Images

その足の大きさに改めて注目が集まったデュラント。そして試合中のオフコート時よりもワンサイズ大きいシューズを履いていたという。(C)Getty Images

 ケビン・デュラント、カイリー・アービング、ジェームズ・ハーデンの超強力ビッグ3を擁し、今季の優勝候補と目されていたブルックリン・ネッツ。しかしミルウォーキー・バックスとのイースタン・カンファレンス・プレーオフ準決勝、3勝3敗で迎えたシリーズ第7戦に111-115で敗れ、リーグ制覇の夢は残念ながら散ってしまった。

 この試合はオーバータイムにもつれる大熱戦となったが、延長へと持ち込んだのはデュラントの起死回生の一発だった。ネッツの2点ビハインドで迎えた第4クォーター残り1.0秒、トップ・オブ・ザ・キー付近の位置からターンアラウンドジャンパーをヒット。3ポイントならば逆転という一撃だったが、惜しくもつま先部分が3ポイントラインを踏んでおり、ゲームは延長戦へと突入したのだった。

 これにより注目が集まったのが、デュラントの足の大きさだ。彼のシューズサイズはUSサイズで18、日本サイズで言えば36cm。これはドワイト・ハワード(フィラデルフィア・セブンティシクサーズ/身長208cm)やディアンドレ・ジョーダン(ネッツ/身長211cm)、さらにはヤオ・ミン(元ヒューストン・ロケッツ/身長229cm)といったビッグマンたちと同じサイズだが、デュラントは公称208cmであるものの、実際は「靴を履いたら7フッター(213cm)」と本人が過去に話したように“逆サバ”を読んでおり、そう考えると妥当と言える大きさだろう。
 
 しかしここで、過去のあるインタビュー記事がフィーチャーされることになる。2018年に行なわれた『FiveThirtyEight』のインタビューにて、デュラントは「プレー中に身体を締め付けるものは、動きを制限されたり窮屈に感じるから身につけたくない」として、アームスリーブやリストバンドなどのアクセサリーは極力着用していないと発言。そしてなんと、コート上で履いているシューズは、オフコートで履いているものより1サイズ大きいことを明かしたのだ。

 仮に35cmのシューズを履いていたところで、件のプレーで3ポイントラインを踏んでいたことには変わりないだろう。ただ、デュラント自身が試合後に「俺のデカい足がラインを踏んでしまった。あのシュートで彼ら(バックス)のシーズンを終わらせることができたと思ったんだけどね」と話したように、デュラントの足があと数cm小さかったら……。バックスとのシリーズの最後、そして今季ファイナルの最後に笑っているのは、ネッツだったかもしれない。

構成●ダンクシュート編集部

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