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NBA

【NBAファイナル】アデトクンボ復帰も、ポールが32得点、9アシストの大活躍でサンズが初戦勝利!

ダンクシュート編集部

2021.07.07

サンズのポールは初のファイナルで32得点、9アシストと大暴れ。初戦勝利の立役者となった。(C)Getty Images

サンズのポールは初のファイナルで32得点、9アシストと大暴れ。初戦勝利の立役者となった。(C)Getty Images

 7月6日(日本時間7日、日付は以下同)、NBAファイナルが開幕。フェニックス・サンズとミルウォーキー・バックスの第1戦がフェニックスのフェニックス・サンズ・アリーナで開催された。

 サンズは28年ぶり、バックスは47年ぶりのファイナル。バックスはアトランタ・ホークスのカンファレンス・ファイナルで左ヒザを痛めて離脱していたヤニス・アデトクンボが3試合ぶりに復帰。先発はサンズはクリス・ポール、デビン・ブッカー、ミカル・ブリッジズ、ジェイ・クラウダー、ディアンドレ・エイトン、バックスはドリュー・ホリデー、クリス・ミドルトン、PJ・タッカー、アデトクンボ、ブルック・ロペスがスタートした。

 第1クォーター、バックスはアデトクンボが8得点、5リバウンド、2アシストとケガの影響を感じさせないパフォーマンスでチームを牽引する。ホームのサンズもブッカーやエイトンが得点を重ね、序盤はなかなか決まらなかった3ポイントも終盤にキャメロン・ジョンソンとキャメロン・ペインが連続で決め、30-26とサンズのリードで終了。

 第2クォーター、波に乗るサンズはエイトンのアリウープやジョンソンの3ポイントで点差を広げる。一方のバックスもミドルトンのミドルジャンパーやジェフ・ティーグの3ポイントで1点差に追い上げるが、サンズはポールとブッカーの得点で主導権を握らせず、57-49で前半を終えた。
 

 第3クォーターはポールの1人舞台。開始早々にジャンパーを沈めると、残り10分17秒にはファウルを受けながら3ポイントを決め、フレグラント・ファウルとアンド1のフリースローを両方決めてリードは2桁に。止まらないポールはコーナーからの3ポイント、ゴール正面からの3ポイント、レイアップなどゾーンに突入。結局ポールはこのクォーターだけで16得点を叩き出す集中砲火で、92-75と17点差をつけた。

 点差を縮めたいバックスは、第4クォーターに入って反撃。ホリデーとミドルトンのバンクショット、残り7分46秒にはブリン・フォーブスの3ポイントで92-101とする。しかしサンズはポールのアシストから3ポイント、さらにポールのステップバックジャンパーで再び流れを引き戻し、サンズが118ー105で勝利を収めた。

 サンズはポールが32得点、9アシスト、ブッカーが27得点、6アシスト、エイトンが22得点、19リバウンド、ブリッジズが14得点、ジョンソンとペインが10得点をあげ、3度目のファイナルで初の初戦勝利を飾った。

 バックスはミドルトンが29得点、アデトクンボが20得点、17リバウンド、ロペスが17得点、ホリデーが10得点、9アシストをあげたが、ディフェンスでポールとブッカーのアタックを止められなかった。

 第2戦は7月8日にフェニックス・サンズ・アリーナで開催される。

構成●ダンクシュート編集部
 
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