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東京五輪

アメリカが宿敵を破って4連覇へ前進!スペインはルビオが38得点も4大会ぶりにメダルなしで敗退【東京五輪】

ダンクシュート編集部

2021.08.03

世界ランク1位のアメリカが2位のスペインを撃破。デュラントが29得点で攻撃を牽引した。(C)Getty Images

世界ランク1位のアメリカが2位のスペインを撃破。デュラントが29得点で攻撃を牽引した。(C)Getty Images

 東京五輪の男子バスケットボールは8月3日、8チームによる決勝トーナメントがスタート。大会4連覇を狙うFIBAランキング1位のアメリカ(グループA2位)が同2位の宿敵スペイン(グループC2位)を95-81で下し、準決勝進出を果たした。

 アメリカにとってスペインは過去、2008年と12年の五輪で決勝を戦った因縁の相手。その時の主力であるベテランのガソル兄弟やリッキー・ルビオなど、多くのNBA経験者を揃える。

 そんな強敵に対し、アメリカは過去2戦と同じデイミアン・リラード(ポートランド・トレイルブレザーズ)、ドリュー・ホリデー(ミルウォーキー・バックス)、デビン・ブッカー(フェニックス・サンズ)、ケビン・デュラント(ブルックリン・ネッツ)、バム・アデバヨ(マイアミ・ヒート)の先発でスタート。

 アメリカは序盤、スペインの高さに苦しみ、第1クォーターを終えて19-21。第2クォーターには一時10点差をつけられたが、終盤にデュラントの連続得点などで14-4のランを見せ、43-43の同点で折り返した。
 
 後半、違いを生み出したのはアメリカのスターパワーだった。デュラントが開始4分で3本の3ポイントを沈めると、ブッカーやザック・ラビーンも続き、瞬く間にリードを2桁に拡大。テンポの早いパス回しに加えて守備の強度も高め、後半は52-38で押し切った。

 アメリカはデュラントが29得点(FG10/17、3ポイント4/7、FT5/5)でチームを牽引。ジェイソン・テイタムが13得点、ホリデーが12得点、リラードが11得点と続いた。

 一方、敗れたスペインはルビオがゲーム最多の38得点(FG13/20、3ポイント4/7、FT8/8)を叩き出したものの、後半は1度もリードを奪えずベスト8で敗退。ガソル兄弟は2人で計16分ほどの出場にとどまり、オリンピックでは4大会ぶりにメダルなしに終わった。

 アメリカの準決勝は5日、オーストラリア(グループB1位)対アルゼンチン(グループC3位)の勝者と対戦する。

構成●ダンクシュート編集部

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