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NBA

積極補強のレイカーズがトーマス獲得も検討か。本人は「100%準備ができている」と復活に自信<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2021.08.20

昨季は3試合の出場にとどまったトーマスだが、かつてはリーグ3位の得点を記録。レイカーズのラストピースとなるか。(C)Getty Images

昨季は3試合の出場にとどまったトーマスだが、かつてはリーグ3位の得点を記録。レイカーズのラストピースとなるか。(C)Getty Images

 王座奪還を期すロサンゼルス・レイカーズは今夏に大型トレードでラッセル・ウエストブルックを獲得したのをはじめ、大物スターの積極補強を敢行している。そのなかで、かつて平均28.9点を記録した経験もある小兵ガードのアイザイア・トーマスを加える可能性もあるようだ。

 レイカーズはウエストブルックのほか、カーメロ・アンソニー(←ポートランド・トレイルブレイザーズ)、ドワイト・ハワード(←フィラデルフィア・セブンティシクサーズ)、トレバー・アリーザとケンドリック・ナン(←ともにマイアミ・ヒート)、ウェイン・エリントン(←デトロイト・ピストンズ)と数多くの選手を迎え入れた。

 15人+2WAYプレーヤー2人を登録できるなか、ロースター14人(契約保証下は12人)を揃えるレイカーズは8月17日(日本時間18日)にアイザイア・トーマス、ダレン・コリソン、マイク・ジェームズのベテランガード3人のワークアウトを実施したと米版『Yahoo! Sports』が報じた。ウイングの選手獲得を視野に入れつつも、優先事項は“第3のポイントガード”獲得だという。
 
 2011年のドラフト2巡目60位でNBA入りしたトーマスは、身長175cmながらサクラメント・キングス所属3年目の2013-14シーズンに平均20.3点をあげるなど台頭。15年にトレードで加入したボストン・セルティックスでは、2年連続でオールスター出場、16-17シーズンにはリーグ3位の平均28.9点と輝きを放った。

 しかし、その後に股関節のケガなどコンディションを落とすと、クリーブランド・キャバリアーズ、レイカーズ、ワシントン・ウィザーズなど5チームを渡り歩く。昨季は10日間契約を結んだニューオリンズ・ペリカンズでの3試合の出場に終わっている。

 今夏にプロアマリーグでキレのある動きを見せているトーマスは、米放送局『ESPN』の番組「The Jump」に出演した際に「俺はバスケットボールが好きなんだ。いつもプロアマ(リーグ)でプレーしているし、LAのフィットネスなどどこでもプレーしている。ようやく健康になったし、それらもできるようになった」と語り、状態は100%だと自信を覗かせた。
 
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