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NBA

キャバリアーズに“超ビッグラインナップ”が誕生⁉ 平均213cmの予想先発にアレンは「82勝0敗」<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2021.09.03

アレンとラブ(左)を擁するキャブズにNBA最長身のフォール(右)が加入。超大型チームだと話題を呼んだ。(C)Getty Images

アレンとラブ(左)を擁するキャブズにNBA最長身のフォール(右)が加入。超大型チームだと話題を呼んだ。(C)Getty Images

 バスケットボールにおいて、身長によるアドバンテージは時代を問わず存在する。NBAでは近年、機動力を重視したスモールラインナップを採用するチームが増えているが、同じようなスピードや技術を持っている場合は身長が高いに越したことはない。

 9月1日、NBAやNFLなどのアメリカンスポーツの記録を扱うサイト『StatMuse』のあるツイートが話題を呼んだ。同サイトはTwitterで、「キャブズの新スターティングファイブ」として、以下のように掲載。

PG:タコ・フォール
SG:ラウリー・マルッカネン
SF:ケビン・ラブ
PF:エバン・モーブリー
C:ジャレット・アレン

 これは今夏にフォールとマルッカネンが加入したことを受け、クリーブランド・キャバリアーズに“超ビッグラインナップ”が誕生したという投稿だ。現NBA最長身226cmのフォールを筆頭に、マルッカネン(213cm)、ラブ(203cm)、モーブリー(213cm)、アレン(211cm)が並ぶ布陣は、平均身長213cmを誇る。
 
 もちろんこれはジョーク的なツイートで、チームの稼ぎ頭であるコリン・セクストンやダリアス・ガーランド(ともに185cm)、新加入のリッキー・ルビオ(191cm)といったガード陣を差し置いて、実力で劣るフォールが先発PGを務めることも、本職がPFのマルッカネンがSGを務めることも現実的とは言えない。

 それでも当事者のアレンが先の投稿を引用し、「82-0ラインナップ」(82勝0敗できる)とリツイートしたことで、多くの人々の目にとまる形となった。アレンの投稿には「平均15ブロックできる」「逆に0-82だろ」「実際に見てみたい」など、ファンから様々なコメントが寄せられている。

 今回のキャブズの例は非現実的ではあるものの、過去には先発全員が200cmを超える大型チームも存在した。また非公式ではあるが、昨年7月23日にバブルで行なわれたスクリメージ(練習試合、対ウィザーズ)において、デンバー・ナゲッツが平均208.8cm(二コラ・ヨキッチ211cm、ジェレミー・グラント203cm、ボル・ボル218cm、ポール・ミルサップ201cm、メイソン・プラムリー211cm)という超大型ラインナップを採用している。

 スピードと技術で得点を重ねるスモールボールは観る者を魅了するが、逆に高さで相手を圧倒できるのも、世界トップクラスのアスリートが集うNBAならではの魅力。新シーズンはそんなところにも注目しながら観戦してみてはいかがだろうか。

構成●ダンクシュート編集部
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