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NBA

“キング”レブロンが「ベスト5」から陥落。各チームのGMが選んだ各ポジションの最強プレーヤーは?<DUNKSHOOT>

秋山裕之

2021.10.06

GMサーベイのベストプレーヤーの項目でレブロンは、SFでデュラント、PFではアデトクンボに次いで2位だった。(C)Getty Images

GMサーベイのベストプレーヤーの項目でレブロンは、SFでデュラント、PFではアデトクンボに次いで2位だった。(C)Getty Images

 現地時間10月5日(日本時間6日)、今年の「GMサーベイ」の結果が『NBA.com』で公開された。これは全30チームのGMが様々な項目に答え、それを集計しランキング化した毎年恒例の企画だ。 

 ここでは2021-22シーズンの予想、選手編を見ていこう(チーム名は略称、カッコ内の数字は得票率)。
 
■今季のMVPは?
1位:ケビン・デュラント(ネッツ/37%)
2位:ルカ・ドンチッチ(マブズ/33%)
3位:ヤニス・アデトクンボ(バックス/13%)
4位:ジョエル・エンビード(シクサーズ)、ジェームズ・ハーデン(ネッツ/7%)
6位:ステフィン・カリー(ウォリアーズ/3%)

■フランチャイズ創設時に1人だけ契約できるとしたら?
1位:ルカ・ドンチッチ(マブズ/43%)
2位:ヤニス・アデトクンボ(バックス/40%)

■コーチ陣が最もアジャストを求められる相手選手は?
1位:ステフィン・カリー(ウォリアーズ/27%)
2位:ケビン・デュラント(ネッツ/20%)
3位:レブロン・ジェームズ(レイカーズ/17%)
4位:ジェームズ・ハーデン(ネッツ/13%)
5位:ヤニス・アデトクンボ(バックス/10%)
6位:ニコラ・ヨキッチ(ナゲッツ/7%)

■今季最もブレイクしそうな選手は?
1位:ジャレン・ジャクソンJr.(グリズリーズ/17%)
2位:アンソニー・エドワーズ(ウルブズ/13%)
3位:マイケル・ポーターJr.(ナゲッツ/10%)
4位:ダリアス・ガーランド(キャブズ)、ケルドン・ジョンソン(スパーズ)、ジャ・モラント(グリズリーズ)、ケビン・ポーターJr.(ロケッツ/7%)

■最高のポイントガードは?(※トップ3を掲載、以下同)
1位:ステフィン・カリー(ウォリアーズ/57%)
2位:デイミアン・リラード(ブレイザーズ/17%)
3位:ルカ・ドンチッチ(マブズ/13%)

■最高のシューティングガードは?
1位:ジェームズ・ハーデン(ネッツ/63%)
2位:デビン・ブッカー(サンズ/17%)
3位:ルカ・ドンチッチ(マブズ/10%)

■最高のスモールフォワードは?
1位:ケビン・デュラント(ネッツ/67%)
2位:レブロン・ジェームズ(レイカーズ/17%)
3位:カワイ・レナード(クリッパーズ/7%)

■最高のパワーフォワードは?
1位:ヤニス・アデトクンボ(バックス/63%)
2位:レブロン・ジェームズ(レイカーズ/27%)
3位:ケビン・デュラント(ネッツ/10%)

■最高のセンターは?
1位:ニコラ・ヨキッチ(ナゲッツ/63%)
2位:ジョエル・エンビード(シクサーズ/23%)
3位:ヤニス・アデトクンボ(バックス)、アンソニー・デイビス(レイカーズ/7%)

 各チームのGMたちによるMVP予想はデュラント対ドンチッチ、ブレイク予想ではジャクソンJr.とエドワーズ、ナゲッツのポーターJr.が半数を占めた。

 各ポジションごとのトップではカリー、ハーデン、デュラント、アデトクンボ、ヨキッチという結果に。ポジションレスの現代では複数のポジションをこなせるユーティリティープレーヤーが多くいるが、彼らはいずれも50%以上の得票率を得ており、各ポジションを代表する選手たちと言っていいだろう。

 一方、NBAの”キング”レブロンは「ベスト5」から陥落。昨季はケガに苦しみ、自己最小の45試合の出場にとどまり、プレーオフではキャリア初の1回戦負けを喫した。ただそれでもSFとPFの両ポジションで2位に入っており、依然として高い評価を得ていることがわかる。
 
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