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ワクチン未接種は「悪いことではない」。新型コロナで家族を失ったNBA戦士がアービングに理解「選択肢を与えられるべき」<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2021.10.16

タウンズ(左)は新型コロナで家族を失い、自身も感染したが「誰もが選択肢を与えられるべき」とワクチン未接種のアービング(右)に一定の理解を示した。(C)Getty Images

タウンズ(左)は新型コロナで家族を失い、自身も感染したが「誰もが選択肢を与えられるべき」とワクチン未接種のアービング(右)に一定の理解を示した。(C)Getty Images

 2021-22シーズンのNBA開幕を控える今、最も注目されている選手はブルックリン・ネッツのカイリー・アービングだろう。ただそれは決してポジティブな話題ではない。

 29歳のオールスターガードは、新型コロナウイルスのワクチン接種を拒否しているため、ニューヨーク市のルールによってホームゲームと地元ブルックリンでの練習に参加できずにいる。そしてついには、チームからも「完全な形での参加が可能になるまで、チームとともにプレーも練習もしない」と発表されるなど、八方塞がりの状態にあるのだ。

 リーグはワクチン接種を強制しておらず、ネッツ関係者もアービングの意思を尊重するとしているが、昨季、平均26.9点、6.0アシストをマークした司令塔の不在によってチームの戦力ダウンは明らかだ。コーチ、チームメイト、何よりネッツ・ファンも接種を済ませて1日も早く戻ってきてほしいというのが本音だろう。

 そんななか、ミネソタ・ティンバーウルブズのカール・アンソニー・タウンズがアービングの考えに理解を示した。

 タウンズは昨季自身が感染しただけでなく、母を含む親族7人を新型コロナで亡くしている。誰よりもその恐ろしさを知ると言っても過言ではない名手は、アービングの考えを支持した理由を、米メディア『nj.com』のインタビューで語った。
 
「ワクチンを強く信じている。多くのことを経験してきから、俺がワクチン推進派じゃないというのは矛盾して見えるかもしれない。でも俺が言いたいのは、選択肢を信じているということ。誰もが選択肢を与えられるべきだし、それを持つことは何の問題もない」

 別に未接種を推進しているわけではなく、ワクチンを接種するか否かを選べることが大切と語っているのだ。そうした選択の自由を「アメリカの権利」と語るタウンズは、「みんなが家族のため、自分の身体のために決断を下しているのだから、それが悪いこととは思わない」とも強調している。

  そうは言っても、やはり接種を選択しない人たちに思うところはあるようだ。「ただひとつ言えるのは、ワクチンを打たないためのくだらない言い訳を俺に言ってこないでくれ。打つか打たないか、それはあなたの自由だ」と断言。何を選んでも自由だが、その自由には責任が伴うとした。

構成●ダンクシュート編集部
 
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