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NBA

ご意見番バークレーがウエストブルックの控え起用を推奨!「セカンドユニットの役に立つ」<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2021.10.25

今季からレイカーズに加わったウエストブルック(右)だが、レブロン(左)やデイビスとの共存に苦しんでいる。(C)Getty Images

今季からレイカーズに加わったウエストブルック(右)だが、レブロン(左)やデイビスとの共存に苦しんでいる。(C)Getty Images

 レブロン・ジェームズ、アンソニー・デイビス、ラッセル・ウエストブルックの超強力ビッグ3率いるロサンゼルス・レイカーズは。今季の優勝候補に挙げられている。しかし、開幕戦でゴールデンステイト・ウォリアーズに逆転負けを喫すると、2戦目のフェニックス・サンズには最大32点差をつけられて105-115で敗退し、連敗スタートとなった。

 チームはプレシーズンも含めると8連敗。レブロンは開幕2試合で平均29.5点、6.5リバウンド、5.0アシスト、デイビスは27.5点、12.5リバウンド、2.0ブロックと奮闘しているものの、今夏にワシントン・ウィザーズから加入したウエストブルックは“3番手”の役割に苦戦している。

 32歳の司令塔は、2017年にMVP、シーズン平均トリプルダブル4回、アシスト王3回、オールスターMVP2回など輝かしい実績を誇るが、新天地では平均11.5点、8.0リバウンド、6.5アシスト、フィールドゴール成功率43.9%(昨季は平均22.2点、11.5リバウンド、11.7アシスト、FG43.9%)にとどまっている。

 そんななか、元NBA選手で現在はTNTの解説を務めている“ご意見番”のチャールズ・バークレーは、レイカーズが機能するにはウエストブルックはレブロンやデイビスと一緒ではなく、セカンドユニットでプレーする必要があると語った。

 バークレーは『ESPN』の番組「パードン・ザ・インタラプション」にゲスト出演。そのなかでコメンテーターのマイク・ウィルボンは、ウエストブルックが本来の姿を取り戻すべく、ベンチプレーヤーともっとプレーする必要があると述べたが、バークレーもその意見に同意した。
 
「君は100%正しい。彼が第一(オプション)のチームの場合、彼はすべてのプレーをするが、レイカーズはすべてのプレーがレブロンとデイビスを経由している。ウエストブルックをベンチに置く必要があるだろう」

 続けてバークレーは「私がウエストブルックについて賞賛していることのひとつは、火曜日(ウォリアーズ戦)の試合で最大限の努力をしていたこと。ただ、彼のゲームではなかった。最初のユニットと(ラジョン)ロンドが長くプレーする理由は、彼が純粋なポイントガードだからだ。だからラスをカーメロ・アンソニー、ドワイト・ハワード、トレバー・アリーザと一緒に起用したほうが良い。セカンドユニットの役に立つと思う」と語った。

 レイカーズは本日行なわれたメンフィス・グリズリーズ戦で今季初勝利(121-118)を手にした。ウエストブルックは13得点、13アシスト、7リバウンド、4スティールとスタッツシートを埋めた一方で、フィールドゴールは33.3%(5/15)、ターンオーバーはチーム総数の半分以上(17本)となる9本を数えた。

 ウエストブルックはキャリアのほとんどを先発&チームのメインハンドラーとしてプレーしてきたが、レイカーズにはレブロンとデイビスがいる。彼の長所を最大限に生かすためには、控え起用も一考の余地があるかもしれない。

構成●ダンクシュート編集部
 
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