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NBA

NBA歴代優勝チームに見る序盤戦の重要性。過去30年のチャンピオンで、“シーズン最初の10試合”負け越しはゼロ<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2021.11.05

1996-97年のブルズは前シーズンに優勝した勢いそのままに開幕12連勝をマーク。最終的に69勝をあげて連覇を果たした。(C)Getty Images

1996-97年のブルズは前シーズンに優勝した勢いそのままに開幕12連勝をマーク。最終的に69勝をあげて連覇を果たした。(C)Getty Images

 NBAは現地時間10月19日(日本時間20日)の開幕から2週間以上が経過し、各チームとも10試合を消化しようかという段階に差し掛かっている。

 82試合のレギュラーシーズンのうちの、まだほんの序章といったところだが、スタートダッシュに成功したチーム、逆に出遅れたチームなど、明暗が分かれ始めているのも事実だ。さらに過去のデータを見てみると、シーズン序盤戦の重要性が浮かび上がってくる。

 今回は1992年から2021年までの過去30年における、NBA優勝チームの“シーズン最初の10試合”を検証。すると、すべてのチャンピオンチームが勝率5割以上を記録し、好スタートを切っていることがわかった。

 最初の10試合で全勝をマークしたのは、1993-94シーズンのヒューストン・ロケッツと96-97シーズンのシカゴ・ブルズの2チーム。ロケッツは開幕15連勝、ブルズは12連勝とシーズン序盤から圧倒的な強さを発揮し、頂点まで駆け上がった。
 
 続いて9勝1敗だったのが、94-95シーズンのロケッツ、95-96シーズンのブルズ、2001-02シーズンのロサンゼルス・レイカーズ、07-08シーズンのボストン・セルティックス、08-09シーズンのレイカーズ、13-14シーズンのサンアントニオ・スパーズ、18-19シーズンのトロント・ラプターズの7チーム。さらに8勝2敗は9チーム、7勝3敗は5チーム、6勝4敗は6チーム、唯一5勝5敗だったのが98-99シーズンのスパーズだった。

 ちなみに、シーズン最初の10試合で負け越しながら優勝した最後のチームは、77-78シーズンのワシントン・ブレッツ(現ウィザーズ)で4勝6敗だった。

 今季は11月4日(同5日)時点で、フィラデルフィア・76ersが7勝2敗でイースタン・カンファレンス首位、ウエスタン・カンファレンスはユタ・ジャズが7勝1敗でトップに立っている。“優勝の条件”となり得る勝率5割以上を超えているのは、イーストが10チーム、ウエストは8チーム。開幕前に東西の優勝候補と目されていたブルックリン・ネッツは5勝3敗、レイカーズは5勝4敗と、何とか白星先行できている状況だ。

 もちろん、これはひとつのデータであって、現状で負け越しているチームが優勝戦線から完全に脱落したわけではない。長いシーズンの間には、例年多くのチームがトレードなどによる戦力の入れ替えを経験する。2022年のNBAファイナルが決した頃に、今一度検証してみたい。

 以下が、過去30年における優勝チームの“シーズン最初の10試合”の結果だ。
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