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NBA

ケガ人続出のレイカーズにさらなる試練!大黒柱のレブロンが安全衛生プロトコル入りで離脱へ<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2021.12.01

直前のピストンズ戦で33得点、9アシストをマークしていたレブロンだが、安全衛生プロトコル入りで離脱となった。(C)Getty Images

直前のピストンズ戦で33得点、9アシストをマークしていたレブロンだが、安全衛生プロトコル入りで離脱となった。(C)Getty Images

 今オフにラッセル・ウエストブルック、カーメロ・アンソニー、ドワイト・ハワード、ラジョン・ロンドといったスター選手を加えたロサンゼルス・レイカーズは、ウエスタン・カンファレンスの本命に挙げられていた。

 しかしプレシーズンで未勝利(0勝6敗)に終わると、レギュラーシーズン開幕後も波に乗れず。11月30日(日本時間12月1日、日付は以下同)にサクラメント・キングスを117ー92で下し、12勝11敗と何とか勝ち越して11月を終えたが、ここまでカンファレンス8位、首位のフェニックス・サンズ(18勝3敗)とは7ゲーム差と水を開けられている。

 そしてこのキングス戦前に、大黒柱のレブロン・ジェームズが安全衛生プロトコル入りしたことが発表された。『The Athletic』によるとレブロンは少なくとも10日間、もしくは新型コロナウイルス検査で24時間以内に2回陰性となるまでチームを離脱するという。
 
 今季のレブロンは平均25.8点、5.2リバウンド、6.8アシストと36歳の年齢を感じさせないハイレベルな数字を残しているが、開幕直後に右足を痛めて2試合を休み、11月には腹部の張りで8試合を欠場。19日のボストン・セルティックス戦で復帰したものの、21日のデトロイト・ピストンズ戦でフレグラントファウル2により退場処分を受け、1試合の出場停止処分、そして今回の安全プロトコル入りと今月は5試合の出場にとどまった。

 レブロンは2003年のNBA入りから15年間で欠場したのは71試合だったが、18年のレイカーズ加入後は3シーズンで58試合、今季もすでに12試合と近年は欠場数が増加している。

 また今季のレイカーズはレブロン以外にもケガ人が続出している。トレバー・アリーザ(右足首)とケンドリック・ナン(膝)は開幕から欠場が続き、テイレン・ホルトン・タッカー(右手親指)は13試合、オースティン・リーブス(左ハムストリング)は10試合を欠場。ここまで全試合で先発を務めているのはウエストブルック1人のみ、全試合出場もウエストブルック、カーメロ・アンソニー、マリーク・モンクの3人だけとなっている。

 超豪華布陣を抱えながら勝率5割とファンの期待を大きく裏切り続けているレイカーズ。先日レブロンは現在の状況について「あるべき姿とはほど遠い」と語っていたが、その主砲の離脱で、チームが”完全体”になるにはまだ多くの時間を要しそうだ。

構成●ダンクシュート編集部
 
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