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NBA

ジョーダン、ドクターJ、カーター…NBA歴代“ベストダンカーチーム”を選定!<DUNKSHOOT>

出野哲也

2022.02.04

ジョーダン(左)、カーター(右上)、シャック(右下)など、様々なタイプのダンカーがNBAの時代を彩ってきた。(C)Getty Images

ジョーダン(左)、カーター(右上)、シャック(右下)など、様々なタイプのダンカーがNBAの時代を彩ってきた。(C)Getty Images

 バスケットボールの花形プレーと聞いて、多くの人が思い浮かべるのがリングに直接ボールをねじ込む「ダンクシュート」だろう。特に世界中から傑出したアスリートが集うNBAでは、毎年オールスターのメインイベントとしてスラムダンク・コンテストが行なわれるなど、数々の跳躍自慢が時代を彩ってきた。

 それでは歴代の全選手を対象に、ポジション別最強ダンカーを選出した場合、どういった顔ぶれが並ぶのだろうか。

『THE DIGEST』では、アメリカンスポーツに精通する識者に依頼し、NBAの“ベストダンカーチーム”を選んでもらった。
 
【ポイントガード】
ネイト・ロビンソン

1984年5月31日生。175cm・82kg
キャリアスタッツ:618試合、平均11.0点、2.3リバウンド、3.0アシスト
スラムダンク・コンテスト:出場4回(2006、07、09、10年)、優勝3回(2006、09、10年)

 背の低い選手が務めることが多いPGでも、NBAとなれば何人もの名ダンカーが存在する。ケビン・ジョンソンにスティーブ・フランシス、そして身長170cmでありながら、86年のスラムダンク・コンテストで優勝したスパッド・ウェッブも忘れられない。レブロン・ジェームズ(ロサンゼルス・レイカーズ)もPG扱いなら歴代最高峰にランクすべき筆頭候補だ。

 それでも純粋なPGから選ぶのであれば、史上最多の3回コンテストを制したロビンソンを推したい。身長175cmはPGでも相当小さい部類だが、垂直跳びは驚異の110cmを計測。同時代の名ダンカー、ジョシュ・スミスも「あの身長で、空中であれだけのことができるのはすごい」と感嘆していた。

 06年のコンテストでは“元祖小兵ダンカー”のウェッブをゴール下に立たせ、その上を見事に跳び越えるダンクで鮮烈な優勝を飾った。選手としてはディフェンスに難があってキャリアのほとんどでベンチ要員だったが、得点力は高く、ニューヨーク・ニックス時代には1試合45点をマークしたこともあった。
 
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