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NBA

渡邊雄太の“豪快ダンクブロック”がNBAトップ10プレーの3位に選出!ローテーション入りへ猛アピール<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2022.02.13

約1か月ぶりのブロックを決めるなど攻守で存在感を放った渡邊。好調のチームのなかでアピールを続けている。(C)Getty Images

約1か月ぶりのブロックを決めるなど攻守で存在感を放った渡邊。好調のチームのなかでアピールを続けている。(C)Getty Images

 プレータイム奪取に向けて渡邊雄太が奮闘している。

 現地時間2月10日(日本時間11日)、トロント・ラプターズは敵地でヒューストン・ロケッツ相手に139-120で勝利。この一戦でベンチから5分52秒プレーした渡邊は3得点(フィールドゴール1/2、3ポイント1/2)、1ブロックをマークした。

 ビッグプレーが飛び出したのは前半残り8分34秒だ。第2クォーター開始からコートに立った渡邊は、チームが2点を追いかける場面で自慢の守備力を発揮する。

 ロケッツのトルコ人ルーキー、アルペレン・シェングンが右ポストからトリッキーな背面パスでコート中央のケニョン・マーティンJr.へボールを通すと、マーティンJr.はダンクを狙って跳躍。だがこれを読んでカバーに入っていた渡邊も同時に跳び上がり、相手のダンクを左手一本でブロック。ハイライトプレーの完成を見事に阻止し、敵地のファンを黙らせた。
 
 1月14日以来約1か月ぶり、今季11本目となったこのブロックショットは同日の「NBAトップ10プレー」に選出。計7試合が行なわれたなかから堂々の3位に選ばれ、世界最高峰のプレーとして全米中に紹介された。

 この日のトップ10にはゴールデンステイト・ウォリアーズのステフィン・カリー(9位&5位)やダラス・マーベリックスのルカ・ドンチッチ(7位)らスーパースターの極上プレーがランクイン。1位は渡邊と同じ試合でロケッツのドラフト2位新人、ジェイレン・グリーンが披露した強烈なスラムダンクだった。

 チームが8連勝と快進撃を見せる一方、1月下旬から5試合連続で不出場に終わるなど出場機会が激減していた渡邊。それでもこの日は代名詞とも言えるブロックに4試合ぶりの3ポイントも決めるなど、攻守で存在をアピールした。シーズン序盤戦に続くローテーション入りへ、背番号18の躍動に今後も期待だ。

構成●ダンクシュート編集部
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