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NBA

「すべてがバランスよくできていた」強豪相手に21得点の八村塁を指揮官が称賛!「どんどん成長している」<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2022.03.30

試合には敗れたものの、八村はシーズン最多の21得点でウィザーズを牽引した。(C)Getty Images

試合には敗れたものの、八村はシーズン最多の21得点でウィザーズを牽引した。(C)Getty Images

 八村塁の所属するワシントン・ウィザーズは、現地時間3月29日にホームでイースタン・カンファレンス5位のシカゴ・ブルズと対戦した。

 前半を5点ビハインドで折り返したウィザーズは後半早々に反撃。八村の連続得点とコーリー・キスパートのダンクで一時逆転に成功したが、最終クォーターで21-32と相手にスパートを許し、94-107で敗れた。

 それでも八村は、シーズン最長の30分40秒コートに立ち、今季最多となる21得点、フィールドゴール80%(8/10)、3ポイント66.7%(2/3)とオフェンスを牽引。ディフェンスでも相手エースのデマー・デローザンのマークを担当するなど、攻守で重要な役割を担った。

 試合後、ウィザーズのウェス・アンセルド・ヘッドコーチは強豪相手に奮闘した八村を「積極的な姿勢が良かった。判断も早かった。そのあたりがどんどん成長している」と高評価。プレー内容についても「相手に接触して自分でスペースを作って、ペイントを攻めて決め切ることができていた。3ポイントも躊躇せずに打っていたし、ペイントエリア、3ポイント、リムアタックからの得点とすべてがバランスよくできていた」と称賛していた。
 
 指揮官が語ったように、この日の八村は味方の位置やディフェンスの状況をしっかりと見極めてドライブやポストアップを仕掛けるなど、その時々に応じてベストなプレーを選択し得点を重ねていた。

 ただ、チームは力負けし「ここ(NBA)に来て3年になるけど、ひとつの試合に勝つことは本当に難しい。簡単ではない」と八村は振り返った。

 昨季はプレーイン・トーナメントを勝ち抜き、カンファレンス8位でプレーオフに進出したウィザーズだが、今季はここまで32勝43敗(勝率42.7%)でカンファレンス12位。

 プレーイン圏内の10位アトランタ・ホークスとは6ゲーム差とプレーオフは厳しい状況となっているものの、八村はアグレッシブな姿勢を保持して3年目のシーズンを戦い抜いてほしいところだ。

構成●ダンクシュート編集部
 
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