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NBA

名手ミラーが「グリーンはダーティーな選手ではない」と見解。「勝つために必要なことをしている」<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2022.05.06

自身も闘争心あふれるプレーでNBAを生き抜いたミラー(左)が、“ダーティープレー”に関する見解を語った。(C)Getty Images

自身も闘争心あふれるプレーでNBAを生き抜いたミラー(左)が、“ダーティープレー”に関する見解を語った。(C)Getty Images

 メンフィス・グリズリーズ対ゴールデンステイト・ウォリアーズのウエスタン・カンファレンス準決勝は2試合を終えて1勝1敗のタイ。第3戦からはウォリアーズのホームに舞台を移すが、ここまでシリーズは荒れに荒れている。

 第1戦でウォリアーズのドレイモンド・グリーン、第2戦ではグリズリーズのディロン・ブルックスがフレイグラントファウル2で一発退場。ブルックスのファウルを受けたゲイリー・ペイトン二世は左ヒジを骨折する大ケガを負った。しかし、レジェンドシューターのレジー・ミラーは、グリーンに関しては「ダーティー」な選手ではないと見解を述べている。

 現地時間5月1日に行なわれた第1戦の第2クォーター残り1分18秒、ウォリアーズのグリーンはグリズリーズのブランドン・クラークのシュートをゴール下で阻止しようとした際、左手にユニフォームが引っかかるような形で、コートに突き落としてしまった。これがフレイグラントファウル2と見なされ、グリーンは退場処分となった。
 
 “被害者”となったクラークは試合後、「彼(グリーン)はキャリアでフレイグラントファウルの男として知られている。それを見てきたし、今回のファウルに驚きはない」と、皮肉交じりに語っていた。

 さらに5月3日の第2戦では第1クォーター残り9分8秒、ウォリアーズのペイトン二世が速攻でレイアップを狙った際、グリズリーズのブルックスが背後からブロックに行き、右腕が顔面に入ってコートへ落下。ブルックスもフレイグラントファウル2で一発退場となった。しかも、ペイトン二世は左ヒジの骨折と靭帯損傷が発覚し、最低3週間以上の欠場が確定したとあって、このラフプレーには非難が殺到している。

 そうしたなかで、歴代4位の通算3ポイント成功数2560本を誇り、NBA75周年記念チームにも選出されている殿堂入り選手のミラーがスポーツトークショー『The Dan Patrick Show』に出演。相手のファウルを誘う老獪なプレーで知られるクリス・ポールも話題に上がり、「クリス・ポールとドレイモンド・グリーン、どちらがダーティーな選手だと思う?」という質問に対し、いずれもその言葉には該当しないと答えた。
 
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