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NBA

「どんな役割でもチームを助けてみせる」クリッパーズのウォールが決意表明!ジョージは「彼は必要としていたピース」と歓迎<DUNKSHOOT>

秋山裕之

2022.09.28

近年はケガに泣かされていた元オールスターのウォールは、今季クリッパーズで再スタートを切ることになった。(C)Getty Images

近年はケガに泣かされていた元オールスターのウォールは、今季クリッパーズで再スタートを切ることになった。(C)Getty Images

 今季のロサンゼルス・クリッパーズは昨季ケガに苦しんだカワイ・レナードとポール・ジョージの復帰に加え、若手の成長や補強によって戦力アップに成功。

『ESPN』による今季のウエスタン・カンファレンス勝利チーム予想では、王者ゴールデンステイト・ウォリアーズに次ぐポイントを集めるなど、高い評価を得ている。

 そんなクリッパーズで今季の注目選手に挙げられるのが新加入のジョン・ウォールだ。キャリア10年を誇る元オールスターポイントガードは、相次ぐ大ケガや所属チームの方針などで出番が限定され、評価を落としていた。

 32歳のベテランとして心機一転を図る男は「バスケットボールは僕の聖域なんだ。僕は(ここ数年間で)いい男、いい人間、それに父親になれたと思っている。どんな役割でも、僕はここで支配できるように努力し、チームを助けてみせる」と意気込む。

 クリッパーズにはジャクソンだけでなく、ジョージやレナードなど多くの選手たちがボールハンドラー役をこなしてオフェンスを展開していくが、ジョージはウォールについてこう話していた。
 
「彼は間違いなくこのチームが必要としていたピースだから、俺は嬉しいよ。彼がこのチームに持ち込めるもの、特に最も大きいのはトランジションゲームだと思う。それは俺たちに欠けていたものだった。(昨季まで)相手はそのことを警戒する必要がなかったからね」

 昨季クリッパーズはオフェンシブ・レーティングでリーグ25位(109.5)と低迷も、2枚看板が戻ることで改善が見込める。ただ、彼らがいても48分間におけるポゼッション数を指すペースでリーグ19位(98.51)という数値が上昇するとは考えにくい。

 そこでジョージは「ジョンにはコート上で全力疾走してトランジションへ持ち込む能力が備わっている。それにガードとしてはリバウンドも多く奪えるんだ」と速い展開を作り出すことを期待していた。

 球団史上初のNBAファイナル進出、そしてリーグ制覇をゴールに掲げるクリッパーズは、10月20日のロサンゼルス・レイカーズ戦でレギュラーシーズン開幕を迎える。

 ガードとフォワードの選手層はリーグ随一で、守備巧者もいることから、王者ウォリアーズを上回る成績を残しても不思議はないだろう。

文●秋山裕之(フリーライター)
 
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