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NBA

「まるでシャックやヤニスだ」王様レブロンが自身の“後継者”ザイオンを絶賛「見事な才能だよ」<DUNKSHOOT>

秋山裕之

2022.11.06

はたしてザイオンは、レブロンからスターのバトンを引き継ぐことができるか。(C)Getty Images

はたしてザイオンは、レブロンからスターのバトンを引き継ぐことができるか。(C)Getty Images

 現地時間11月2日に行なわれたニューオリンズ・ペリカンズとロサンゼルス・レイカーズによる一戦は、同点が12度、リードチェンジ15度という熱戦となった。

 試合はマット・ライアンが第4クォーター終了と同時に右コーナーから3ポイントを放り込み、延長へ持ち込んだレイカーズが120-117で勝利。開幕5連敗から2連勝を飾った。

 見事に勝利したレイカーズは、ロニー・ウォーカー四世がゲームハイの28得点、アンソニー・デイビスが20得点、16リバウンド、4ブロック、レブロン・ジェームズが20得点、10リバウンド、8アシスト、2ブロック、トロイ・ブラウンJr.が15得点、10リバウンド、ラッセル・ウエストブルックが13得点、7リバウンド、9アシスト、ライアンが11得点をマーク。

 一方のペリカンズは、ザイオン・ウィリアムソンが27得点、5リバウンド、7アシスト、CJ・マッカラムが22得点、9リバウンド、8アシスト、2ブロック、ホセ・アルバラードが15得点、4アシスト、トレイ・マーフィー三世が12得点、5リバウンド、ラリー・ナンスJr.が11得点、8リバウンド、5アシスト、4スティールを記録した。
 
 この日、大きな注目を集めたのが、右足の骨折によって昨季を全休し、2シーズンぶりに復帰を果たしたザイオンと、NBA界の“キング”ことレブロンとの対決だ。公称198cm、128kgというユニークな体躯を持ち、左利きという特性を持つザイオンについて、レブロンはレフティとして活躍してきたレジェンドたちの名を挙げながら、このように話していた。

「いろんな人たちから『彼を左から行かせるな』と耳にするのはすごく面白いね。俺も長い間、(マヌ)ジノビリ(元サンアントニオ・スパーズ)やラマー・オドム(元レイカーズほか)について耳にしていたものさ。凄い選手になると、相手がどうしてこようと彼らはその方法を見つけ出してしまう。今のザイオンは、まさにその過程にいる。これから先ずっと、リーグで偉大な選手になろうとしているよ。今夜は彼がそのことを見せつけていた」

 そう語ったレブロンは、ペリカンズ戦を終えた時点で平均25.0点、9.0リバウンド、7.4アシスト、1.3スティールをマークしている。チームは依然として負け越しているとはいえ、37歳ながらこのスタッツを残していることは特筆すべきだろう。
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