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NBA

「DCありがとう」レイカーズ移籍の八村塁が古巣に感謝のメッセージ「ウィザーズの一員になれたことを誇りに思います」<DUNKSHOOT>

秋山裕之

2023.01.25

レイカーズに移籍した八村が古巣ウィザーズに感謝のメッセージを送った。(C)Getty Images

レイカーズに移籍した八村が古巣ウィザーズに感謝のメッセージを送った。(C)Getty Images

 現地時間1月24日、ロサンゼルス・レイカーズは、前日のトレードでワシントン・ウィザーズから獲得した八村塁をSNSで紹介。日本語も交えて「ようこそ the #LakeShow, 八村塁選手」と投稿した。

 レイカーズは今季平均6.7点、1.4リバウンドを残していたガードのケンドリック・ナンと3つのドラフト2巡目指名権をウィザーズへ放出し、フランチャイズ史上初となる日本人選手を獲得。

 なお、この投稿では28番のユニフォームを身にまとった八村の画像もあった。八村といえば8番というイメージが定着しているものの、レイカーズでは8番がコビー・ブライアントの永久欠番のため、新天地では誕生日(2月8日)にちなんだ28番でプレーすることになるようだ。

 今季で球団創設75シーズン目を迎えたレイカーズで、過去に28番を着用してきたのは、2009、10年優勝メンバーのDJ・ベンガ(08~10)、シューターのジェイソン・カポノ(11-12)、ビッグマンのタリク・ブラック(14~17)、ガードのクイン・クック(19~21)、そしてスモールフォワードのアルフォンゾ・マッキニー(20-21)の5選手。

 彼らはいずれも脇役タイプだっただけに、八村が先発の一角あるいはローテーションメンバーとして平均以上の活躍ができれば、“球団史上最高の28番”になることは十分可能だろう。
 
 その八村は、25日に自身のSNSを更新。19年にドラフト指名してくれた球団へ「DCありがとう」と題し、感謝のメッセージを送っていた。

「DCのファンの皆さん、ウィザーズのチームメイト、コーチ陣、メディカルスタッフの皆さん、ウィザーズに関わるすべての関係者の方々、3年半のサポート本当にありがとうございました。

 オーナーのテッド・レオンシスとGMのトミー・シェパードにもとても感謝しています。僕にとってオーナーとGMは素晴らしい存在でした。

 DCは、僕がキャリアをスタートするのに最適な場所であったと思います。DCの人々の温かさや街は忘れません。

 ウィザーズの一員になれたことをとても誇りに思います。DCありがとうございました! 八村塁」

 本日、八村は早くもチームに合流。同日のロサンゼルス・クリッパーズ戦での出場はなかったが、試合前にレイカーズのウェアを着用し、トレーナーとワークアウトを行なっていた。

 慣れ親しんだワシントンの地を離れ、ロサンゼルスでNBAキャリアの第2章をスタートさせた24歳から目が離せない。

文●秋山裕之(フリーライター)
 
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