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NBA

NBA史上5度目の八村塁&渡邊雄太の“日本人対決”に米メディア注目。両翼を欠いたレイカーズには酷評も「脅威ではない」

THE DIGEST編集部

2023.01.31

NBA史上通算5度目の日本人対決となった八村(左)と渡邊(右)。軍配は渡邊のネッツに挙がった。(C)Getty Images

NBA史上通算5度目の日本人対決となった八村(左)と渡邊(右)。軍配は渡邊のネッツに挙がった。(C)Getty Images

 現地時間1月30日、ロサンゼルス・レイカーズとブルックリン・ネッツが対戦し、レイカーズの八村塁とネッツの渡邊雄太による今季2度目の日本人対決が実現した。

 この日のレイカーズは2枚看板のレブロン・ジェームズとアンソニー・デイビスが欠場。八村は移籍3試合目で初のスタメン入りを果たした。一方の渡邊は、ベンチスタートだった。

 八村は27分48秒プレーし、4リバウンド、1アシストをマークし16得点。途中出場の渡邊も攻守で存在感を示し、21分21秒の出場で1リバウンド、2ブロック、12得点をあげた。試合はネッツが121-104でレイカーズを下し、今季成績を31勝19敗(62.0%)とした。

 NBA史上通算5度目の日本人対決は八村がレイカーズ移籍後、初めて実現した。この日本人同士の試合は、現地メディアも少なからず注目していた。

 レイカーズのレポーターを担当するマイク・トルーデル氏は試合前、ツイッターに「レブロンとデイビスの両選手が不在のなか、ルイ・ハチムラが今夜のレイカーズで初先発する」と興奮気味に投稿。チームの柱2名が不在で迎えるなか、同氏は新加入の八村に大きな期待をかけていた。
 
 一方でネッツの地元メディア『NetsDaily』は“スター不在”のレイカーズに対し「ほとんど脅威には思えなかった」と両翼を欠いた名門を酷評していた。

 同メディアは記事のなかで、「第2クォーターでパティ・ミルズのスクリーンやハンドオフでの猛烈なダッシュにレイカーズが付いていけなくなった。オーストラリア代表は8分間で9得点をあげ、その動きでチームメイトに多くのパスを提供すると、ユウタ・ワタナベの素晴らしい活躍もありブルックリンに41-22のリードを与えた」と振り返っている。

 渡邊は第2クォーターの残り9分40秒、ドライブからフローターを決めると、ディフェンスではウェニエン・ガブリエルのショットをブロック、直後に3ポイントを沈めるなど攻守で活躍。ネッツを19点リードに導くと、ベンチに戻る際にガッツポーズも飛び出す気合いの入れようだった。

 第4クォーターでもともにスタートから出場し、世界最高峰のコートで火花を散らした八村と渡邊。日本バスケを牽引する2人から、今後も目が離せない。

構成●THE DIGEST編集部

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