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NBA

“神様”ジョーダンが60歳の誕生日に約13億円をボランティア団体へ寄付!「子どもたちに笑顔と幸せを届けられて光栄」<DUNKSHOOT>

秋山裕之

2023.02.20

1989年から寄付を続けているジョーダン。今回が団体の歴史で最高額の寄付金だったという。(C)Getty Images

1989年から寄付を続けているジョーダン。今回が団体の歴史で最高額の寄付金だったという。(C)Getty Images

 現地時間2月15日、マイケル・ジョーダン(元シカゴ・ブルズほか)が60歳の誕生日(17日)にボランティア団体『メイク・ア・ウィッシュ』へ1000万ドル(約13億4000万円)を寄付すると発表した。

 1989年からこの『メイク・ア・ウィッシュ』に関わってきたジョーダン。アリゾナ州に拠点を置く同団体は、難病と闘う2歳から18歳未満の子どもたちの夢を叶える活動をしており、43年の歴史で今回が最高額の寄付金となった。

『メイク・ア・ウィッシュ』の発表において、ジョーダンは「過去34年間にわたり、メイク・ア・ウィッシュと活動をし、多くの子どもたちに笑顔と幸せを届ける手助けができたことを光栄に思っています。子どもたちが人生の辛い時期に見せる強さやたくましさは、本当に大きな刺激でした」とコメント。「すべての子どもたちが夢を叶えるという魔法の体験をできるよう、ほかの人が私と一緒に『メイク・ア・ウィッシュ』を支援してくれたら、それが何よりの誕生日プレゼントになる」とも語っていた。
 
 2002-03シーズンを最後に現役引退したジョーダンだが、その影響力は今も健在。現在はシャーロット・ホーネッツのオーナーを務める傍ら、ビジネスマンとしても成功を収め続けており、NBA史上最高の選手という称号も定着している。

 17日のジョーダンの誕生日に、米放送局『NBC Sports Chicago』へ公開された記事のなかでも、ブルズのデマー・デローザンは「彼は数多くの世代へ、追いかけるものをもたらしてくれた。(ジョーダンのように)舌を出しながら彼が見せてきたダンクもやっていたし、ジョーダンのグッズを欲しがっていたことを覚えているよ。彼のカルチャーがすべてであり、彼とともにスポーツは回ってきた。この30年間は特にね」と語っていた。

 スキンヘッドにバギーショーツ、リストバンド、現在も新作が作られている『エア・ジョーダン』シリーズ、そして優雅な空中遊泳から空中戦を制し、驚異的な勝負強さで1990年代にブルズで6度の優勝、そのすべてでファイナルMVPに輝いているレジェンドは、今もなおバスケットボールに関わる世界中の人たちを魅了し続けている。
 
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