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NBA

【NBA】渡邊雄太がベンチ総立ちのスティール&ダンク!しかしキャブズの劇的弾に沈んだネッツは5連敗で7位転落<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2023.03.24

渡邊は攻守で存在感を放つも、ネッツは最終盤に逆転弾を許して敗戦。5連敗で7位に転落した。(C)Getty Images

渡邊は攻守で存在感を放つも、ネッツは最終盤に逆転弾を許して敗戦。5連敗で7位に転落した。(C)Getty Images

 現地時間3月23日、イースタン・カンファレンス6位のブルックリン・ネッツは本拠地バークレイズ・センターで同4位のクリーブランド・キャバリアーズと対戦。114-116で敗れ、今季成績を39勝34敗とした。4試合連続の出場となった渡邊雄太は13分25秒のプレーで4得点(フィールドゴール2/3、3ポイント0/1)、1リバウンド、2アシスト、2スティールを記録した。

 ホーム4連戦の最終日を全敗で迎えたネッツは、スペンサー・ディンウィディー、ミケル・ブリッジズ、キャメロン・ジョンソン、ドリアン・フィニー・スミス、ニック・クラクストンの不動の先発でスタート。立ち上がりから追いかける展開となるなか、7点ビハインドの第1クォーター残り3分41秒には早くも渡邊が登場する。

 渡邊はさっそくスティールを記録して守備で存在感を放つと、同クォーター残り1分34秒にビッグプレーが飛び出す。相手のパスコースに素早く入り込んでボールを奪うと、そのままドリブルで駆け上がりコートを独走。左手で豪快なダンクを叩き込み、味方ベンチを総立ちにさせた。

 これで勢いに乗ったネッツは第1クォーターを33-31と逆転して終了。渡邊は第2クォーター開始1分14秒にもドライブからフローターを決め、チームも61-60とリードして折り返した。
 
 しかし後半、試合は劇的な展開に。第4クォーター序盤にいずれも渡邊のアシストからジョー・ハリスが2本の3ポイントを決めるなど、残り6分時点でネッツが10点をリード。だがここからじわじわと差が縮まり、残り45秒にドノバン・ミッチェルの得点が決まって112-110の2点差。ネッツはディンウィディーの得点で再び4点差に広げるも、すかさずミッチェルが返して、さらに残り11秒に2本のフリースローを獲得する。

 ミッチェルは1投目を沈めて1点差とすると、2投目をミス。しかしキャブズはリバウンドからこぼれ球を拾い、最後は左コーナーにいたアイザック・オコロにボールをつないで値千金の3ポイントをヒット。残り0.7秒の劇的弾で逆転勝利を収めた。

 21日の前戦に続いてネッツを下し、3連勝としたキャブズはミッチェルが31得点、エバン・モーブリーが26得点、16リバウンド、4ブロック、ダリアス・ガーランドが13得点、8アシスト、ジャレット・アレンが12得点、10リバウンドを記録。47勝28敗でプレーオフ進出に前進した。

 一方、最後に痛恨の逆転負けを喰らったネッツはブリッジズが32得点、6リバウンド、ディンウィディーが25得点、12アシスト、控えのハリスが15得点、ロイス・オニールが12得点、8リバウンドを記録。2試合連続で10分以上のプレータイムを得た渡邊は第4クォーター開始直後の3ポイントこそ決められなかったものの、+/-(出場時の得失点差)はチームトップの+12をマークした。

 5連敗のネッツはマイアミ・ヒート(40勝34敗)に勝率で抜かれてイースト7位に転落。次戦は25日(日本時間26日)、敵地でそのヒートとの直接対決が控えている。

構成●ダンクシュート編集部
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