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NBA

レブロンが通算アシストでトーマスを抜き歴代8位に浮上!「偉大な選手たちとつながる時はいつだって名誉だ」

ダンクシュート編集部

2020.01.15

今季のレブロンはリーグトップの平均10.7アシストを記録。昨日のキャブズ戦では8アシストをあげ、通算本数で歴代8位に浮上した。(C)Getty Images

今季のレブロンはリーグトップの平均10.7アシストを記録。昨日のキャブズ戦では8アシストをあげ、通算本数で歴代8位に浮上した。(C)Getty Images

 “キング”ことレブロン・ジェームズ(ロサンゼルス・レイカーズ)が、また新たな勲章を手にした。128-99と快勝した現地時間1月13日の古巣クリーブランド・キャバリアーズ戦で通算アシスト数を9067本に伸ばし、バスケットボール殿堂入りを果たしている名司令塔アイザイア・トーマス(元デトロイト・ピストンズ)を抜いて歴代8位に浮上したのだ。

  レブロンはキャリア17年目の今季、ポイントガードの役割を託され、シーズン序盤からアシストを量産。現在平均10.7アシストとリーグで唯一2桁を記録し、アシストランキングで首位を独走している。そんな万能戦士が、キャバリアーズ戦で偉大なスーパースターを超えた。

 第3クォーター残り9分23秒、自ら敵陣にボールを持ち込み、右45度の位置からゴール下でフリーになったダニー・グリーンに鋭いチェストパスを通す。これをグリーンが冷静に得点を決めてレブロンにアシストがつき、通算9062本目に到達。トーマスの9061本を抜いて、歴代8位に浮上した。

 その後も味方のゴール演出を続け、計8アシストを記録したレブロンは試合後、トーマス超えについて感慨の思いを語っている。
 
「(トーマスは)これまでに見たなかでベストのポイントガードの1人だ。そして最もタフな選手の1人でもある。偉大な選手たちとつながる時はいつだって名誉だ。彼らに誇りに思ってもらえることを望むよ」

 通算アシスト数ランキング上位は、現役のクリス・ポール(オクラオマシティ・サンダー)を含めて全員がポイントガードだ。スモールフォワードのレブロンが熟練の職人たちを相手に食い込むことで、その万能ぶりがより際立っている。今季の平均10.7アシストのペースを維持したとすれば、来季途中には史上6人目の通算1万アシストに到達する。史上最高のプレーヤーとも言われる“キング”は、35歳となってもさらなる高みを目指して進化を続ける。

■NBA歴代アシスト数ランキング
1位:ジョン・ストックトン 1万5806本
2位:ジェイソン・キッド 1万2091本
3位:スティーブ・ナッシュ 1万335本
4位:マーク・ジャクソン 1万334本
5位:マジック・ジョンソン 1万141本
6位:オスカー・ロバートソン 9887本
7位:クリス・ポール 9436本
8位:レブロン・ジェームズ 9067本
9位:アイザイア・トーマス 9061本
※現地1月13日終了時点

構成●ダンクシュート編集部
 
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