現地10月22日に新シーズンが開幕したNBA。初日の2試合に続き、23日には各地で10試合が行なわれたが、そのうちの1試合で世界最高峰のリーグらしからぬ“ボーンヘッド”が見られた。
珍事が起こったのはインディアナ・ペイサーズ対デトロイト・ピストンズの一戦。昨季リーグ最下位に終わったピストンズが、ホームのリトル・シーザーズ・アリーナにペイサーズを迎えた試合の第4クォーターに突如発生した。
試合は格上相手にピストンズが善戦し、終盤に入ってもリードを奪う展開。時計が止まった残り8分19秒時点で98-96と2点をリードしたところで、エースのケイド・カニングハムを投入し、勝利を引き寄せるクラッチタイムに突入しようとしていた。
しかし、スローインから攻撃が始まると、コートの上には6人のピストンズの選手が。5対5のバスケットボールの試合において、ミスであろうがこれはもちろん反則。気付いた審判はすぐに笛を鳴らし、試合を中断した。
中継のリプレイで確認が行なわれたところ、どうやらカニングハムと交代でベンチに下がった新人のロン・ホランド二世が、何を勘違いしたか自軍ベンチから再びコートに入り、プレーを続けようとしていた様子。
笛が鳴った後、近くにいたコーチはすぐさまコートを出るようベンチ側に引き寄せたが、時すでに遅し。今季から指揮を執るJB・ビッカースタッフHC(ヘッドコーチ)の猛抗議も実らず、「Too Many Players(選手が多すぎる)」という珍しい形のテクニカルファウルがピストンズに与えられた。
ペイサーズはこれにより獲得したフリースローと、直後の攻撃で奪った得点で逆転。ピストンズもその後に粘りを見せたものの、このミスで流れが変わり、貴重な白星を逃す結果となった。
当事者のホランド二世は、今年のドラフト全体5位で指名された有望新人。この日は途中出場で6得点に加え守備でも好プレーを見せていたが、終盤の凡ミスによりほろ苦いデビュー戦となってしまった。地元ファン、さらにビッカースタッフHCに新天地初勝利を届けるため、次戦以降の奮起に期待したい。
構成●ダンクシュート編集部
珍事が起こったのはインディアナ・ペイサーズ対デトロイト・ピストンズの一戦。昨季リーグ最下位に終わったピストンズが、ホームのリトル・シーザーズ・アリーナにペイサーズを迎えた試合の第4クォーターに突如発生した。
試合は格上相手にピストンズが善戦し、終盤に入ってもリードを奪う展開。時計が止まった残り8分19秒時点で98-96と2点をリードしたところで、エースのケイド・カニングハムを投入し、勝利を引き寄せるクラッチタイムに突入しようとしていた。
しかし、スローインから攻撃が始まると、コートの上には6人のピストンズの選手が。5対5のバスケットボールの試合において、ミスであろうがこれはもちろん反則。気付いた審判はすぐに笛を鳴らし、試合を中断した。
中継のリプレイで確認が行なわれたところ、どうやらカニングハムと交代でベンチに下がった新人のロン・ホランド二世が、何を勘違いしたか自軍ベンチから再びコートに入り、プレーを続けようとしていた様子。
笛が鳴った後、近くにいたコーチはすぐさまコートを出るようベンチ側に引き寄せたが、時すでに遅し。今季から指揮を執るJB・ビッカースタッフHC(ヘッドコーチ)の猛抗議も実らず、「Too Many Players(選手が多すぎる)」という珍しい形のテクニカルファウルがピストンズに与えられた。
ペイサーズはこれにより獲得したフリースローと、直後の攻撃で奪った得点で逆転。ピストンズもその後に粘りを見せたものの、このミスで流れが変わり、貴重な白星を逃す結果となった。
当事者のホランド二世は、今年のドラフト全体5位で指名された有望新人。この日は途中出場で6得点に加え守備でも好プレーを見せていたが、終盤の凡ミスによりほろ苦いデビュー戦となってしまった。地元ファン、さらにビッカースタッフHCに新天地初勝利を届けるため、次戦以降の奮起に期待したい。
構成●ダンクシュート編集部
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