現地時間1月3日(日本時間4日、日付は以下同)、マイアミ・ヒートはチームに不利益かつ和を乱す行動と発言をしたとして、ジミー・バトラーに7試合の出場停止処分(無給)を科したことを発表した。
2日のインディアナ・ペイサーズ戦後、バトラーは「俺はバスケットボールのプレーを楽しめる自分を取り戻したい。それがどこになろうと、すぐ見つけ出すだろう。俺はコート外ならここにいられてハッピーだ。でもある程度の支配力を取り戻したいし、チームの勝利を助けたい。ただ、今の俺にはそれができていない」とコメント。
さらに記者から「ヒートの一員としてコートで楽しむことを取り戻すことができるのか?」という質問に対して「おそらくそれはない」と返答し話題になっていた。
それから数日が経過し、バトラーの移籍先にはフェニックス・サンズやメンフィス・グリズリーズといったチームが浮上しているが、NBAインサイダーのクリス・ヘインズ記者は、バトラーはグリズリーズ行きには関心がないと報道。
来季契約がプレーヤーオプションのバトラーは、今季終了後にこれを破棄して完全FA(フリーエージェント)になり、新たに複数年契約を締結することを狙っている。ただ実力自体は申し分ないが、扱いが難しい35歳のベテランウイングへ巨額契約を提示するチームは限られる。
7日に地元メディア『Miami Herald』が報じたところによると、ヒートはここ数日の間にいくつかのチームと話し合いを進めていて、バトラーのトレードに向けて動いているという。
同日に米メディア『FANSIDED』は、元オールスターの移籍先にサンアントニオ・スパーズを予想。これはヒートがバトラーとジョシュ・リチャードソンを放出し、スパーズからケルドン・ジョンソン、ハリソン・バーンズ、マラカイ・ブランナム、ふたつのドラフト1巡目指名権を獲得するというものだった。
百戦錬磨のエリック・スポールストラHC(ヘッドコーチ)とパット・ライリーが球団社長を務めるヒートにタンキング(意図的に負けること)の選択肢はなく、チームを助けることができる“質の高い選手”の獲得を最優先にしているようだ。
同時に、複数年の大型契約を残す選手の獲得は望んでいないため、即戦力のベテラン、もしくは実績のある若手や中堅を複数トレードで加えることが最善のシナリオなのかもしれない。
文●秋山裕之(フリーライター)
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同時に、複数年の大型契約を残す選手の獲得は望んでいないため、即戦力のベテラン、もしくは実績のある若手や中堅を複数トレードで加えることが最善のシナリオなのかもしれない。
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