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NBA

八村塁が約7週間ぶりの復帰!26分間で11得点、8リバウンドの活躍もウォリアーズに惜敗

秋山裕之

2020.02.04

復帰初戦から先発出場を果たした八村。試合には敗れたものの、約26分間の出場で11得点、8リバウンドと上々のパフォーマンスを見せた。(C)Getty Images

復帰初戦から先発出場を果たした八村。試合には敗れたものの、約26分間の出場で11得点、8リバウンドと上々のパフォーマンスを見せた。(C)Getty Images

 2月3日(日本時間4日、日付は以下同)、ワシントン・ウィザーズはホームのキャピタル・ワン・アリーナでゴールデンステイト・ウォリアーズと戦った。

 先発パワーフォワードとして24試合ぶりに出場した八村塁は、最初のポゼッションでベースラインからリング下に入り込み、ブラッドリー・ビールのパスをもらってターンアラウンドからショートジャンパーをヒット。残り9分39秒には、左サイドから右側へドリブルで持ち込み、得意のプルアップジャンパーを鮮やかに沈める。

 また、第1クォーター序盤にはディフェンシブ・リバウンドをもぎ取り、自らボールプッシュすると、ドレイモンド・グリーンを抜いて右コーナーにいたビールへパス。ほぼノーマークで放たれたビールの3ポイントは惜しくも外れたが、八村ならではの好プレーも光った。

 同クォーター残り約6分、八村が右エルボーからフェイクでグリーンを抜き去ってワンハンドダンクを狙うも、マーキーズ・クリスのブロックに遭う。残り約4分には、八村が左ベースラインから突っ込むも、オフェンシブ・ファウルをコールされてベンチへ下がった。
 
 第2クォーター、八村は残り約10分にコートインし、ディフェンシブ・リバウンドを2本奪って存在感を発揮。約4分間プレーして再びベンチへ下がったが、スコット・ブルックス・ヘッドコーチ(HC)は「復帰してから最初の2試合は15~20分の出場時間にするだろう」と口にしていたことから、プレータイムをセーブする形となった。

 八村は第3クォーターもスタートから登場。序盤にグリーンの前にターンオーバー、その後もレイアップを落とすなどミスを連発してしまう。

 それでも、残り約10分にはスイッチでミスマッチになったことで、グレン・ロビンソン三世を相手に右ローポストでパワードリブルからスピンターンしてレイアップ、残り約8分には右エルボーからキャッチ&シュートを決めた。その後、リング下でボールを受け取った八村に対してグリーンが抱え込んでファウル。復帰後初となったフリースローは、1本目をミスするも2本目を着実に決め切った。

 さらにディフェンス面でも、八村がグリーンのアタックをノーファウルで抑え込み、自らディフェンシブ・リバウンドを奪う好プレー。残り約7分には、ダブルチームされていたビールのパスからミドルジャンパーをヒットし、11得点目をあげると、残り6分31秒にベンチへ。
 

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