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「明らかに心配そうな表情を浮かべている」大谷翔平の“異変”をいち早く察知した人物 顔をしかめた降板にXで連続投稿「無事でいてくれ!」

THE DIGEST編集部

2025.07.31

右足のけいれんで降板した大谷。(C)Getty Images

 現地7月30日、大谷翔平(ロサンゼルス・ドジャース)が敵地でのシンシナティ・レッズ戦に2番・投手兼指名打者で先発出場。4回に制球が突如崩れ、3回0/3を投げて5安打4奪三振2失点で降板した。

 立ち上がりからピンチを背負ってきた大谷。右足のでん部を気にする仕草をみせていたが、なんとか3回まで1失点にしのいでいた。

 ところが復帰後7試合目で最長となる4イニング目のマウンドに上がると、二刀流戦士に異変が起きた。先頭のノエルビ・マルテを三塁への内野安打で出塁を許すと、続くタイラー・スティーブンソンには初球から2球連続で暴投。三塁まで進塁させてしまう。

 ストライクが1球も入らず結局四球を与えて無死一、三塁に拡げると、7番のスペンサー・スティアにも2球連続で外角に大きく外れる。まさかの6球連続ボールに異変を感じたデーブ・ロバーツ監督は通訳とトレーナーを伴ってマウンドに集まり、そのまま交代となった。

 マウンドを降りるときに大谷は右でん部を再び抑える仕草を少しみせ、汗をぬぐうと通訳とトレーナーと一緒にベンチに引き揚げた。
 
 誰もが心配したこの場面。米放送局『Fox Sports』のアナリストを務めるベン・バーランダー氏は降板時の大谷の表情に注目。「ショウヘイは明らかに心配そうな表情を浮かべている」と指摘。普段から大谷の動向を常に追いかけているメジャー屈指の"大谷翔平マニア"から見ても、ただ事ではない乱調だった。

 バーランダー氏は別の投稿でも「ショウヘイ・オオタニが打席の途中でトレーナーと話した後、マウンドから降ろされた。どうか無事でいてくれ!」と連続投稿。故障でないことをひたすら祈っていた。

 同氏の祈りが通じたのか、そのあと球団から「痙攣(けいれん)」と発表。投手としての役目を終えた大谷はその後の打席に指名打者として出場を継続するもヒットは出ず、5打数ノーヒットで12打席連続無安打。チームは2対5で敗れ、後半戦初のスイープとはならなかった。

構成●THE DIGEST編集部

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【動画】大谷翔平が“心配そうな表情”で…右足のけいれんでマウンドを降りる