現地７月30日（日本時間31日）、サンディエゴ・パドレスのダルビッシュ有投手（38）が本拠地で行なわれたニューヨーク・メッツ戦に先発登板し、７回を投げ、２安打無失点、７奪三振の好投で今季初勝利をマーク。日本人選手で最多となる日米通算204勝（MLB111勝、NPB93勝）を達成した。
【動画】ダルビッシュ有が見せた圧巻投球！
ダルビッシュは初回１死で２番マーク・ビエントス、５回２死でロニー・マウリシオに安打を許したが、その他の打者に対してはスローカーブ、スプリット、スライダーなど多彩な変化球で仕留めるなど、７回終了まで安定したピッチングを続けて降板。７回76球を投げて被安打２、奪三振７、無四球、無失点という内容だった。
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ダルビッシュは初回１死で２番マーク・ビエントス、５回２死でロニー・マウリシオに安打を許したが、その他の打者に対してはスローカーブ、スプリット、スライダーなど多彩な変化球で仕留めるなど、７回終了まで安定したピッチングを続けて降板。７回76球を投げて被安打２、奪三振７、無四球、無失点という内容だった。
現地７日のアリゾナ・ダイヤモンドバックス戦で復帰して以来、５度目の登板で今季初白星を挙げたダルビッシュは、かつて広島カープやロサンゼルス・ドジャースなどで活躍した黒田博樹氏の通算203勝（MLB79勝、NPB124勝）を上回り、日本人選手として単独トップに立った。
この日の投球について、メッツの地元メディア『SNY』で執筆するベテラン記者のジョン・ハーパー氏は「メッツ相手だといつも『サイ・ヤング級』のピッチングを見せる」と称賛した。
他にも、MLB公認投球アナリストで“ピッチングニンジャ”の異名をとるロブ・フリードマン氏も自身のXを更新し、「美しいスローカーブだ」「エグすぎる87マイル（約140キロ）のスライダー」「エグすぎる89マイル（約143キロ）のスプリッター」動画付きで絶賛した。
なお、チームもナ・リーグ東地区の強豪メッツを５ー０で下し、５連勝。ダルビッシュの今後の登板にも注目が集まる。
構成●THE DIGEST編集部
