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ガ軍ラミレスがWBC参戦に意欲「何があっても出場する」 同じくドミニカ共和国の三塁手マチャドは出場時間減も厭わない姿勢「ホセがプレーするべき」

THE DIGEST編集部

2025.08.08

WBCへの出場意欲を表明したラミレス(右)。マチャド(左)は出場機会を譲る意向を示している。(C)Getty Images

WBCへの出場意欲を表明したラミレス(右)。マチャド(左)は出場機会を譲る意向を示している。(C)Getty Images

 ドミニカ共和国出身のスター三塁手ホセ・ラミレス(クリーブランド・ガーディアンズ)は来年3月に開催されるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に「何があっても」出場したいと明言。同じくドミニカ共和国出身の三塁手マニー・マチャド(サンディエゴ・パドレス)とのポジション争いにも言及した。
 ドミニカ共和国の日刊紙『Listín Diario』によると、ラミレスはWBC出場について、「健康状態が悪く、これまでクラシックに出場する機会がなかったが、もし健康であればチームの主力として出場したい」と語っているという。

 野手としての出場となると、ラミレスの主戦場である三塁にはすでにマチャドがおり、激しいポジション争いが予想される。しかしラミレスは「僕は彼(マチャド)を愛している。何があってもクラシックには出場するんだ。そういった問題や争いは忘れてくれ。僕たちは対等だし、2人とも出場するよ」とし、対立関係は望まない意向を示した。

 マチャドもラミレスの実力を高く評価している。「アルバート(・プホルス監督)にはホセが出場すべきだと伝えた。ローテーションを変更しなければならないとしても、最終的に勝利を目指したものなら構わない」とラインアップの強化につながるのであれば、出場時間を譲るのも厭わない姿勢を示した。

 MLBでの三塁以外のプレー経験を振り返ると、ラミレスは二塁手として145試合、遊撃手として109試合出場しており、マチャドは遊撃手として全236試合、特に2018年にはボルティモア・オリオールズとロサンゼルス・ドジャースで計147試合プレーしている。

 前回2023年大会でドミニカ共和国はフアン・ソト(ニューヨーク・メッツ)、フリオ・ロドリゲス(シアトル・マリナーズ)、サンディ・アルカンタラ(マイアミ・マーリンズ)らを擁しながら1次ラウンドで敗退。今回はフェルナンド・タティースJr.(パドレス)が参戦を表明しているほか、エリー・デラクルーズ(シンシナティ・レッズ)やブラディミール・ゲレーロJr.(トロント・ブルージェイズ)らMLBトップクラスの選手らが出場する可能性もある。 

 現状すでに優勝候補のスター軍団ドミニカ共和国だが、ラミレスとマチャドがエゴを捨ててチームの勝利に徹する姿勢を貫き通せば、鬼に金棒。2013年大会以来の優勝も十分あり得るだろう。ドミニカ共和国と日本は早ければ準々決勝で対戦する。

構成●THE DIGEST編集部

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