ゴールドグラブ賞２度の名手のクレバーさに喝采が送られている。

　サンディエゴ・パドレスのマニー・マチャド内野手が現地６月28日、敵地でのシンシナティ・レッズ戦に「２番・三塁」で先発出場。５回にみせた頭脳的プレーにファンやメディアから称賛の声が集まっている。

【動画】「IQ高くセンスある選手だな！」野球ファンを唸らせたマチャドのプレー
　パドレスの２点ビハインドで迎えた５回裏、レッズは先頭打者の23歳気鋭の“怪物”エリー・デラクルーズが四球で出塁すると、続くスペンサー・スティアが三塁方向へ高々とフライを打ち上げる。これを三塁手のマチャドがグラブを掲げ捕球態勢に入るも、キャッチせず。落ちたボールを拾い上げたマチャドは二塁へ送球し、昨季ナ・リーグ盗塁王のデラクルーズをアウトにしてフィールドから追い出した。
  　このケースではインフィールドフライ（無死または１死で、一、二塁もしくは満塁のケースで適用）は適用されないため、ルールに則ったうえで俊足ランナーをアウトにしたマチャドのファインプレーと言える。このプレーにはMLB公式Xも「マニー・マチャドが卓越した野球IQを披露。エリー・デラクルーズを塁上から追い出す」と称賛。日米のファンからも、その頭脳明晰なプレーを称える声が続出している。

「これはとても賢い」
「素晴らしい選手だ」
「パドレスのキャプテンがハウツー本を書いた」
「驚異的な状況認識力」
「スマート！大好きなプレー」
「伝説的なIQ」
「野球の教科書があったら載せたいプレイ」
「ドジャースファンとして彼のようなライバルがいることに感謝している」
「派手さはないけど、このパフォーマンスはカッコいい！」
「マチャドって野球IQ高いんだよねー」
「IQ高くセンスある選手だな！ヤジや挑発だけじゃないんだ」

　同地区ライバルのドジャースとの試合では、挑発的な行為や発言でたびたび騒ぎの元となっているマチャドだが、今回のプレーには敵味方なく称賛の声が数多く寄せられている。

構成●THE DIGEST編集部
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