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MLB

“圧倒的な速球”は戻ってくるか? ドジャース佐々木朗希、復活へ現地メディアも熱望「投手陣のラストピース」

THE DIGEST編集部

2025.08.08

8月末以降の復帰が囁かれる佐々木。その起用法も注目される。(C) Getty Images

8月末以降の復帰が囁かれる佐々木。その起用法も注目される。(C) Getty Images

 米メディア『heavy』は現地8月6日(日本時間7日)、「ロサンゼルス・ドジャース、佐々木朗希の負傷に関する前向きな情報」と題した記事を掲載。現在故障者リスト入りとなっている佐々木の現状についてまとめている。

 今季ロサンゼルス・ドジャースに加入するも5月に右肩を痛め、筋肉の摩擦などによって炎症を引き起こす「インピンジメント症候群」と診断。故障者リストに入っており、以降はメジャーでの登板機会から遠ざかっている。
 
 同メディアは「ドジャースはシーズンの大半を投手陣の度重なる負傷との戦いで過ごしてきたが、主力選手たちの回復にようやく明るい兆しが見え始めた」と書き出して、復活が待たれる日本人投手について、次のように展望を綴っている。

「ドジャースにとって佐々木朗希は投手陣のラストピースであり、回復が急務となっている。ここ3か月にわたって故障者リスト入りしているが、佐々木自身も肩に痛みはないと語っており、今シーズン中に再び投球できるかどうかを見極めるには、徐々に調子を回復させる必要があるだろう」

 さらに、離脱前の佐々木の問題点に関しても言及し、特に球速と制球において「日本のプロ野球から佐々木を獲得した際、ドジャースが期待していた圧倒的な速球は著しく低下し、与四球も少々問題となった」と記述。そのうえで「彼はまだ23歳で、ロサンゼルスは彼の若き腕を守りたいと考えている」と将来性を見込んだ獲得であると強調した。

 また、『heavy』は佐々木が本調子に戻った際の起用法についても予想。「先発投手として起用される可能性は低いだろうが、もし完全に健康であればドジャースのリリーフ陣の選択肢として残る可能性がある。」としつつ、佐々木の復活が投手陣のローテーションに好影響をもたらすとみている。

「レギュラーシーズンに関して言えば、佐々木が9月末までに復帰することで大谷の先発登板の間に1日多く休養日を与えられる可能性もある。ドジャースはローテーションに余裕がないほど多くの先発投手を抱えているという大きな問題を抱えているが、同時にワールドシリーズ連覇を目指すチームにとって必要なことだ」

 現地7日に3イニングを想定した投球練習を行なう予定の佐々木は、その後にマイナーリーグで再調整を重ね、秋口頃の復帰を目指す見通しだ。

構成●THE DIGEST編集部
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