サイ・ヤング賞左腕が本領発揮だ。

　ロサンゼルス・ドジャースのブレイク・スネル投手は現地８月９日、本拠地トロント・ブルージェイズ戦に先発登板し、５回無失点、10奪三振、被安打３、３四球。３月27日のデトロイト・タイガース戦以来135日ぶりとなる勝ち星を挙げ、今季２勝目（１敗）をマークした。 　４か月の負傷離脱から復帰して２戦目で好投を披露したスネルに現地記者が称賛を送った。ドジャース専門メディア『Dodgers Nation』のノア・カムラス記者は「なんて素晴らしい先発登板だ」と高評価。「ドジャースは、シーズン終盤、そして最終的にはポストシーズンに向けて、スネルのこの姿に期待している。これは良い兆候だ」と５年総額１億8200万ドル（約269億円）の契約にふさわしいピッチングを、今後重要な場面で再び求められると示唆した。

　地元局『Sports Net LA』によると、スネルは試合後に現在のピッチングについて、「どんどん良くなっている。ただもっと速球を上手くコントロールする必要があるね」と振り返った。「もっと上手くできるものはたくさんあるし、それがもっと長いイニングを投げる助けになる。でも全体的に健康だと感じているし、本当に興奮している」と感触の良さをアピールした。

構成●THE DIGEST編集部

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