現地８月９日、シアトル・マリナーズの本拠地T-モバイルパークで、イチロー氏（シアトル・マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクター）が現役時代に背負った背番号「51」の永久欠番セレモニーが行なわれた。同氏は英語でのスピーチの中で弓子夫人との「約束」を早速行動に移した。

　タンパベイ・レイズ戦前に実施したセレモニーには、イチロー氏と同じ背番号をつけた球団OBのランディ・ジョンソン氏、エドガー・マルティネス氏、ケン・グリフィーJr.氏らマリナーズを代表する歴代レジェンドが出席。弓子夫人も夫の勇姿を見守った。

　球場の大型ビジョンにはファンからの手紙や、これまでの功績を称える特別映像が流れた。紺色のスーツを着用したイチロー氏が登壇すると、球場からは大歓声が上がった。
  　イチロー氏は英語スピーチの中で「私の妻、弓子へ。今日の試合でまた彼女と一緒にホットドッグを食べるのが待ちきれません」と話すと、地元ファンから温かい拍手と歓声で包まれた。

　このあと試合中継で、観客席でホットドッグを頬張るイチロー夫妻が映し出された。このシーンをマリナーズ公式Xがセレモニーの映像を切り抜いて２画面でアップ。仲睦まじい様子のイチロー夫妻にコメント欄は多くの好感が寄せられた。

構成●THE DIGEST編集部

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