ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平投手が現地８月11日、敵地でのロサンゼルス・エンジェルス戦に１番・指名打者で先発出場。８回の第４打席にナ・リーグ首位タイとなる42号アーチを放ち、３打数１安打１打点１本塁打をマークしたが、チームは４対７で敗れた。先発したドジャースの山本由伸は５回途中６失点で８敗目を喫した。

　試合は初回、山本がザック・ネトに先頭打者初球ホームランを浴びるなど２失点。その後は立ち直ったかに見えたが、５回にマイク・トラウトの２点適時打などで４点を失い、この日５つ目の四球を出したところでマウンドを降りた。 　ドジャースは７点ビハインドで迎えた８回の攻撃。１死走者なしの場面で大谷は、エンジェルス３番手のショーン・アンダーソンのカットボールを捉えると、打球は高々と舞い上がりライトスタンドに飛び込むソロホームランとなった。古巣での熱狂を呼び起こした大谷は３試合連続ホームランで、ナ・リーグ首位のカイル・シュワーバー（フィラデルフィア・フィリーズ）と42本で並んだ。

　大谷のホームラン後に打線が活気づいたドジャースは、さらに８回にマックス・マンシーの17号３ランも飛び出し、３点差まで迫ったが、９回は抑えのケンリー・ジャンセンに封じられ、４対７で敗戦。２連敗となり、エンジェルス戦では４連敗となった。

構成●THE DIGEST編集部

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