中日の中田翔が８月15日、本拠地のバンテリンドームで記者会見を行ない、今シーズン限りでの現役引退を表明した。会見後に中田は自身のSNSを更新し、ファンにも報告した。

　引退発表を終えた中田はインスタグラムに中日時代のプレー姿を写真で公開。次のように胸中を綴った。

「今シーズンで現役を引退します！！日ハムに始まりジャイアンツ、ドラゴンズ、沢山の経験をさせてもらいました！！本当に大好きなチームです！！ファンの皆さんには感謝しかありません！！辛い時もみんなの声援に助けられました！本当にありがとうございました！！シーズン最後まで自分なりに頑張りたいと思います！！本当にありがとうございました」
  　同投稿や会見報道で引退を知ったファンからは惜別コメントが殺到。以下のように多くのメッセージが寄せられている。

「正直すごく寂しい」
「永遠に僕のヒーローです」
「会見見てやっと実感してる状態」
「まだまだプレイする姿を見たかったので寂しい」
「ここまでの存在感のあるスター選手は、いまは居ません」
「中田翔さんのおかげで、野球を好きになりました」
「札幌ドームの雰囲気が一変する豪快なホームランが印象深かった」
「やっぱり中田翔という男は2010年代の日本の４番」

　引退を発表した中田は、大阪桐蔭高校から2007年の高校生ドラフト１巡目で日本ハムに入団。2009年５月23日（札幌ドーム）のヤクルト戦で１軍デビューを果たした。日本ハムでは13シーズンを過ごし、16年にはリーグ優勝と日本一に貢献。その後、21年８月に無償トレードで巨人へ、23年オフには複数年契約を解除して自由契約となり、中日へ移籍した。

　プロ18年目の今季は腰痛の影響で25試合の出場にとどまり、打率.161、２本塁打、４打点と低迷。８月12日には出場選手登録を抹消されていた。

構成●THE DIGEST編集部

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