MLB

8月打率は.389! 二刀流に再び適応中の大谷翔平、ドジャースの“休養戦略”で打撃も上向きに

THE DIGEST編集部

2025.08.18

二刀流にまだ適応中の大谷。(C)Getty Images

 ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平は、今季9試合に登板し、再び二刀流として高いレベルでプレーするため、調整を続けている段階だと現地17日、地元メディア『Dodger Blue』が報じた。

 同メディアによれば、ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は、大谷が二刀流にまだ適応中であると説明。「ミーティングやブルペン、3~4イニングの投球、試合後の腕のケアなど、すべてが重要で、再びその感覚に慣れている段階だ」と指摘した。
 
 さらにロバーツ監督は、大谷の登板日の打撃成績が落ちていたことにも言及。当初は軽視していたものの「マウンドに立つことで打撃に影響が出ることはある。投球している日は、投球への意識が強くなり、登板日やその翌日はリズムが少し異なることもある」と補足した。

 そのため、ドジャースは直近の登板3試合(7月30日、8月6日、8月13日)を翌日試合のない日を挟む形で起用し、大谷のパフォーマンスを最大化しようと試みている。この戦略が功を奏したのか、大谷は8月に入り打率.389、出塁率.522、OPS1.281と好成績を残している。大谷は今後も、投手と打者の両立に引き続き適応していくだろう。

構成●THE DIGEST編集部

【記事】「序盤からいい感じ」グラスノーが8奪三振の力投! 首位攻防戦で示した存在感「スライダーを少し調整したんだ」

【記事】ドジャースがパドレスとの地区首位攻防戦を3タテ! 初回HR2発でダルビッシュ有をKO、ベッツが8回に値千金の勝ち越しソロ弾 大谷翔平は1安打

【記事】「またしても稀有な偉業に挑戦中」昨季"50-50"の大谷翔平、25年ぶりの記録到達なるか? MLB公式が紹介「ペースは衰えていない」
NEXT
PAGE
【動画】今季"初"対決、大谷翔平vsダルビッシュ有は大谷に軍配!ベッツの値千金勝ち越しソロ弾でドジャースを勝利に導く